2007-01-01から1年間の記事一覧

マグノリアの木

宮沢賢治の童話に「マグノリアの木」という話があります。 マグノリアはモクレンの仲間。ルイジアナとミシシッピの州花で、実際ニューオーリンズで見たものは白く大きな花で、日本のモクレンとはだいぶ違うなと思っていたら、賢治の童話に出て来たのでびっく…

バンドメンバー紹介

★ギター 年末にライブハウスに飛び入りした時バックで弾いてくれて、それで知り合う。ボストンのバークリー音楽学院出身。基本的にはブルース系だが、ザイデコやケイジャンなど南部の音楽も理解している勉強家のテクニシャン。先月ライブに行き、腕を確認。…

バンド・ミーティング

今年のジャズフェスに出演するバンドを結成するために、ギター、ベース、ドラムに集まってもらった。ピアノも予定していたのだが、今日は多忙のため来れなかった。 集まったミュージシャンには、演奏したい曲の音源と譜面を渡し、条件をひととおり説明してか…

BOOK─読了した本

『幻の特装本』/ジョン・ダニング (著), John Dunning (原著), 宮脇 孝雄 (翻訳) 文庫: 598ページ 出版社: 早川書房 (1997/09) ISBN-13: 978-4151704024 ASIN: 4151704027 サイズ (cm): 15 x 11 内容(「BOOK」データベースより) 警察を辞めて古書店を営む…

宮沢賢治『賢治童話』(550p)

不朽の賢治童話全一冊 賢治童話が不朽なのは、そのシュールな幻想、苦しすぎる現実からの脱皮と思えるこの世ならぬ美しさも、そこに定着して極楽浄土が得られるのではなく、また現実の痛みに戻ることが必ず行われ、不条理な現実を超えるための苦渋にみちた祈…

北風のうしろの国

今日は風が強い。私は風の音が大好きだ。部屋の中で風がゴウゴウと音を立てて吹き渡るのを聞いていると、頭の中ではそこはもうビルの谷間ではなく、枯れたヒースの野原か、回転草の転がる荒涼とした荒地か、あるいは一面が雪と氷に覆われた冷たい銀の世界か…

Birthday Dinner

今日はアポロ13号の誕生日。夕食は外で食べようということは決まっていたが、本人はフランス料理だの、イタリア料理だのというお洒落な店が嫌いなので、誕生日のディナーはお寿司屋さんでした。しかも回るやつ!(^^; その後、知り合いのバー(上野広小路ボブ…

アル中ハイマー

今日は新しいレパートリーに挑戦して、4時間半練習。だいたい3時間くらいの練習が普通なんだけれど、曲が増えてくると、どんどん練習時間が長くなる。前の曲も忘れたくないし、いつそれが必要になるかもしれないので、とりあえず常に練習。 歌練習のあと、…

音源作成

今日は雑用をこなしてしまおうと、CDからMDにダビングする作業をした。自分の分が4枚、バンドメンバーの分が4枚。自分のは借りたCDをそのまま録音するだけだから楽だが、メンバー分はあちらこちらから継ぎ合わせだから大変。作ったMDをコピーができないの…

遠野の民話

テレビで、おばあさんが遠野の民話を方言で語るのを観て感動して涙が出た。元々東北弁は温かい感じがして好きだけれど、民話の語りはほとんど理解できない。それでも心が揺さぶられた。 心を伝えるには、言葉がわからなくても語り手が心を込めればしっかり伝…

BOOK─Amazonから

『The Road』/Cormac McCarthy (著) ¥2.598 ハードカバー: 241ページ 版社: Alfred a Knopf (2006/9/26) SBN-13: 978-0307265432 SIN: 0307265439 From Publishers Weekly Starred Review. Violence, in McCarthy's postapocalyptic tour de force, has be…

コーマック・マッカーシー新刊

Amazonから、待ちかねていた本が届いた。Cormac McCarthyの『The Road』と『The Sunset Limited』。しかし『The Rord』は読んではダメ!なぜなら初版本だから。 買うのが遅れたので、もしかしたら初版じゃないかもしれないと不安だったのだが、マッカーシー…

シュワちゃん骨折の真相

先日テレビで、シュワちゃんが松葉杖をついている姿を目にしたので、どうしたのかと心配していたところ、今年の初めにスキーで骨折したらしい・・・と別ブログの人が教えてくれた。猿も木から落ちる、いやいやシュワちゃんもスキーで転ぶってわけですね。(^^…

AUTHOR:著者について

【ウォーリー・ラム】 1989年から1998年にかけて、地方コチネカットのノーウィッチ・フリーアカデミーの作文センターで講師を務める。現在はコチネカット大学の英語学部で創作講座の助教授。本作は小説デビュー作で、全米でベストセラーとなる。1998年には第…

BOOK─読了した本

『人生におけるいくつかの過ちと選択』/ウォーリー・ラム (著), 細美 遥子 文庫: 849ページ 出版社: 講談社 (2002/01) ISBN-13: 978-4062733489 ASIN: 406273348X 出版社/著者からの内容紹介 未熟な母親と浮気性の父親をもつドロレスの人生は幼い頃から躓(…

ヘレン・ケラー状態

…それこそ、わたしが出逢いを待ち望んでいた相手だったのよ。わたしはそういう、恐ろしい盲目状態だった。あなたのこととなると、ヘレン・ケラーみたいな状態だったのよ。―ウォーリー・ラム『人生におけるいくつかの過ちと選択』より悲惨な人生を送ってきた…

Amazon─Music CD

「マック・ザ・ナイフ─ベスト・オブ・エラ・フィッツジェラルド 」/エラ・フィッツジェラルド ¥1.744 CD (1997/6/18) レーベル: ユニバーサルクラシック ASIN: B00005FK88 曲目リスト マック・ザ・ナイフ 風と共に去りぬ 明るい表通りで ハニーサックル・…

Music CD

「C.C.R─BEST ONE」/クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル CD (1995/10/27) レーベル: ビクターエンタテインメント ASIN: B00005I7KY 「エラ・イン・ロンドン」/エラ・フィッツジェラルド CD (2002/1/23) レーベル: ビクターエンタテインメント ASI…

BOOK:図書館貸し出し(→2/17)

『ハワーズ・エンド邸 改訳新版』/E.M.フォースター (著), 鈴木 幸康 (翻訳) 単行本: 394ページ 出版社: 八潮出版社 (1987/06) ISBN-13: 978-4896500158 ASIN: 4896500156 『南海放浪記』/白石 一郎 (著) 文庫: 258ページ 出版社: 集英社 (1999/12) ISBN-1…

そんな男はやめなさい!

ウォーリー・ラムの『人生におけるいくつかの過ちと選択』があと200ページくらいになった。主人公ドロレスの悲惨な人生は前の記事に書いたが、ともあれそのドロレスが精神病院を退院し、男と恋に落ちて半同棲状態になり妊娠。男は子供なんかいらないと言い、…

人生におけるいくつかの過ちと選択

ウォーリー・ラムの『人生におけるいくつかの過ちと選択』を300ページ読んだけれど、この先まだ550ページもある。でも、流れるような文章でテンポも良く面白いので、厚さは全く気にならない。 実は悲惨な話で母親が流産して精神異常になり、父親が女と駆け落…

君の友だち

昨日は歌の練習のあと、ライブの交渉のために新宿の店に4店行き、疲れ果てた。自分がリーダーのバンドは、こういうことも、あういうことも、そういうことも、すべてリーダーの仕事。歌の練習だけしているというわけにはいかないのが辛いところ。 どうもしっ…

氷河ピンチ

地球温暖化とみられる影響で世界の氷河の厚さが2005年、平均66?減った。1980年からの25年間の厚さの減少は10?余りに達しているという。 2000年から2005年の氷河の厚さの年平均減少値も66?。これは80年代の3倍、90年代の1.6倍で、氷河のやせ方は加速している…

新たな終末時計…人類危機に残された時間

熱帯雨林は枯れ、ツンドラは消滅。洪水が頻発し、マラリア、デング熱が蔓延―産業革命時の平均気温より2度上昇したとき、時計の針は深夜12時を指す。―Newsweek ※もうすぐ春だなどと浮かれている場合ではないのです。ちょっと前の新聞には、破局まであと5分と…

歌練習

ボックスで歌練習。今日は隣はトロンボーン。斜めの部屋では歌の音階練習。 しかし音狂ってます。ともあれ、皆頑張ってますね。私も頑張ろう! ということで、苦手なキャロス・キングを練習。上手く歌えないので、とりあえず休憩したり・・・。「君の友達」…

パン粥

パン粥。パンをお湯で煮て塩で味付け。食べる時にバターを乗せます。固くなったパンとか余ったパンで十分OK!冷凍しておいたものでも大丈夫!牛乳好きな方は牛乳を加えても良いかと。 これはイギリスの児童書からヒントをもらいました。妖精が、お粥にバター…

牛乳は体に悪い?

牛乳が悪いというわけじゃありません。良く読んでね! 最近、牛乳は体に悪いという本が出版されているが、牛乳の是非の研究はほとんどされていないので、体にいいか悪いか断定はできない。しかし現在分かる範囲で、牛乳には重要な問題点がある。 カルシウム…

750キロカロリー

メガマックのカロリーです。それを食べようとしてる自分が怖い。しかし、いつ行っても売り切れで、なかなか買えないメガマック。おあずけ状態でちょうどいいのかも。 今日も病院の帰りにマクドナルドに行き、メガマックを買おうと思ったのに、結局買えず。代…

挫折

ちょっと前から読んでいた、E.M.フォースターの 『ハワーズ・エンド』。どうにも進まなくて、中断決定!というか、やめます。もう一度読む気になるかどうかもわからないけれど、今回はただでさえはかどらない読書に、さらにブレーキをかけるような状態になっ…

渋谷のライブ

年末に、新宿三丁目のNew Tone's Appleで知り合ったギターの人(私のバックで“Georgia On My Mind”を弾いてくれた)のライブが渋谷であったので、行ってきた。ブルースと聞いていたのだけれど、実際はフュージョンだった。 ギター、ベース、ピアノ、ドラムの…