ヘレン・ケラー状態

…それこそ、わたしが出逢いを待ち望んでいた相手だったのよ。わたしはそういう、恐ろしい盲目状態だった。あなたのこととなると、ヘレン・ケラーみたいな状態だったのよ。―ウォーリー・ラム『人生におけるいくつかの過ちと選択』より

悲惨な人生を送ってきた主人公ドロレスが、ろくでもない男にひっかかったことに気づき最後に言ったセリフだが、恋は盲目、全くその通りだと思って吹き出した。自分にも経験があるから。ほんとに恋愛中はヘレン・ケラー状態そのものだ。