ラマダプラザイン・オン・バーボン

アポロ13号が、3泊4日の岩手・大沢温泉一人旅から帰ってきた。温泉はとても良かったが、宿が合宿所みたいで、うるさくて眠れなかったとか。おみやげは、さんまの押し寿司、前沢牛のハンバーグ、エボダイの干物。


新幹線からメールが入って、お寿司を買ってきたということは知っていたんだけど、他にお味噌汁くらいは作らないとまずいでしょうかって感じで、急いで買い物に行って、あさりを買ってお味噌汁を作る。さんまの押し寿司というのは初めて食べたけど、なかなかおいしかった。バッテラみたいな感じだが、そこまでしつこくない。


というわけで、ぐうたらな日々も終わってしまったわけなのだが(性格は変わってないので、基本的にはぐうたらだが)、その間に私は旅行の手配をあれこれと・・・って、手配してるのは旅行社の人なんだけど、オプションの変更やら、ホテルの選択やら、何かと大変だったのよぅ。


で、オプショナルツアーのほうは、スケジュールを変えて申し込んだので、OK。ニューオリンズのホテルは、ここは嫌よと言っておいた、バーボン・ストリートの「ラマダプラザイン・オン・バーボン」ホテルになってしまった。見た目は雰囲気があっていいのだが、バーボン・ストリートのど真ん中だから、夜明けまでうるさいらしい。動くにはとても便利な場所だけど、普段騒音に悩まされている私たちとしては、旅行の時くらいは静かな所で過ごしたいという願いだったのだが。


ともあれ、旅行の件はこれで一息ついた。ホテルもそれしか取れないのなら仕方がない。ニューオリンズの喧騒も、またいい思い出になるだろう。日本のカラオケスナックとか酔っ払いのうるささとは、一味も二味も違うだろうし。


さて、南部なので、フラナリー・オコナーかキャサリン・アン・ポーターでも読むかと思って用意だけはしたのだが、1作だけ残っているマキャモンの邦訳 『マイン』 に目が行ってしまった。未訳の原書がまだ2冊残っているのだが、とりあえず、これを読まずに死ねるか!(ワニに食べられるかもしれないから)と思い、オコナーとかポーターは余力があったら・・・という感じで、マキャモンに行くことにした。一応、マキャモンも南部作家だからね。


でも、テレビで「デコトラの旅─西海岸編」を観ていたら、カリフォルニアの明るさって、やっぱりいいなあと思ったりして、非常に未練タラタラ。シュワちゃんにも会いたかったしなあ・・・。