「マツケンサンバⅡ」を3回

アポロ13号の会社の人の送別会。衣装つきで「マツケンサンバⅡ」を踊った。それも3回も!いい加減、疲れた。でも、いい運動だ!( ̄▽ ̄;)


それはそれでいいのだが、今月中に運転免許の更新に行かなきゃならない。早く行きなさいよと思うのだが、今月もすでに20日。それでもなかなか都庁のほうに足が向かない。ああ、面倒だぁ〜!


ところで、昨日せっかく借りてきたので、「ドラゴンランス伝説」を続けて読みたいところだが、返却日の都合上、先に借りている本を読んでしまわなければならない。で、ポール・スチュワートの『崖の国物語(5)』を読み始める。


去年、4巻までは一気に読んだのだが、5巻が出るまでに、しばらく間が空いた。なので、懐かしい〜と思いながら読んでいる。続き物ではあるが、この5巻は登場人物が全く違う。とはいえ、1巻からの主人公トウィッグが、意外なところで出てくる。5巻は、あれから50年も先の話だったのだ。


このところ、こんなファンタジー(しかも冒険活劇)ばかり読んでいるが、大人の小説は、人間の内なる暗さや弱さが、これでもか!という感じで書かれているのが多いのに対し、こうした冒険ものは、希望と活力に溢れているのがいい。人間の暗さや弱さは、自分自身が一番良く知っており、それを小説で読んだからといって、それが消えるわけじゃない。せめて楽しみで読む本の中くらいは、希望に溢れているのが望ましい。私は、こうしたファンタジーの主人公たちに、どれほど力を与えられていることか。


ともすれば後ろ向きに、愚痴ばかり並べてしまうような日々に、彼らは「がんばれ!」と声援を送ってくれているような気がする。そりゃ、もちろん私が単純だからなんだろうけど、人間の生き方とか、人生哲学とか、小難しいことを考えても、ちっとも元気になるわけじゃないから、どうにも気分が落ち込むときには、こういうファンタジーは元気の源になってくれる。


『クレイジー・イン・アラバマ』の主人公ピージョーのおじさんが言っていたように、「大人だから正しいことができないんだ」というのを、こうした小説の中でも感じる。少年たちは正義感に燃え、未来に希望を持って進んでいくのに対し、大人たちは後ろ向きに、むしろ人間の弱さを盾にして、弁解してばかりしているような気がする。それはいろんな事を知りすぎてしまった大人だから、仕方がないんだとも思うけれども。。。


もちろん、全部の小説がそうとは言わない。元気を与えてくれる大人の小説だってある。でもそういうのは、現在ではなかなか評価されないような気がする。なんだか、世の中がひねくれているように感じるのは、私だけだろうか?