読了した本

『狼の時 (上)』ロバート・R・マキャモン (著), 嶋田 洋一
文庫: 367 p ; 出版社: 角川書店 ; ASIN:4042661025 ; 上 巻 (1993/12)

出版社/著者からの内容紹介
細菌に冒され、脳の中の野性が目覚め、肉体までもが変容する人狼。英国軍少佐ガラティンは人狼だった! ナチスの陰謀に異能の狼男が挑む。ついにホラー小説が、冒険小説を越境した!!(風間賢二)


内容(「BOOK」データベースより)
砂嵐が吹き荒れる灼熱の大地。砂漠の狐ロンメルヒトラーの望んだ戦利品・スエズ運河をめざしていた。勝利は目前だった。ところが、テントでの作戦会議を終えた将校たちは、緑色の眼をした黒い狼に襲われる。ほとばしる野性と冷徹な知性をあわせもつ獣はナチスの機密書類を奪い砂塵の彼方へ消えた…。ホラー小説を越えた新境地を切り開く異色長編。

※画像は原書 『The Wolf's Hour』*1/Robert R. McCammon