忘却の彼方のオースティン

青梅で、ディズニーランド並みの人ごみにまぎれたせいか、風邪のウィルスをもらってしまったようだ。体調不良時期に、活動するのも良くない。ああ、喉が痛い。ていうか、鼻と喉の中間あたりに炎症がある感じ。このごろ風邪を引くと、いつも最初にこの症状。風邪薬と、1個だけ残っていた抗生物質を飲んだが、またひと通り風邪のプロセスを通過しないと、治らないんだろうなあ・・・。ぐすん。


で、風邪を引いたというのに、今日からまた「おとうふダイエット」を始める。去年、これで9キロ痩せたのだが、年末年始にダラダラしたせいで、また3キロ戻ってしまったため、今のうちに修正しなきゃ。


食べ物でウェイト・コントロールするのは、毎日ご飯を作らなければならない立場では非常に辛いのだが、運動はもっと嫌いなので、しょうがない。食べ物を我慢すると、気が荒くなる。ていうか、イライラして性格が悪くなる。でも、私は太ってたって全然いいんだけど(「年を取ったら、食べたくても食べられなくなるから、食べたいときに食べるのだ」とホリエモンも言ってたし)、周りがうるさいので、大きなお世話だと思いながらも、これまたしょうがない。イライラしたら、うるさく言う奴らにあたってやる!


そんなことを考えているせいか、読書とかに全く集中しなくて、どうしたもんかなと思っていたのだが(ダイエットなんかしてる場合じゃないのに!)、今読んでいる『The Jane Austen Book Club』がいけないのだと思い、中断した。


というのも、これはやっぱりジェイン・オースティンの本をよくわかっていないとダメで、主要6作品を全部読んではいるものの、すべて忘却の彼方なので、いきなり主人公や登場人物の名前が出てきて、この人はああだ、こうだと言われても、誰だっだっけかなあ・・・という感じだから、もう全然話が通じないのだ。6作品が全部入っている短縮版を併読しようと思ったが、なんだかそれも中途半端なような感じがして気が乗らず(ハードカバーだし)、そちらもやめた。


そういう状態でも、この本のストーリー自体にさほど影響があるわけでもないとは思うんだけど、やっぱりオースティン作品がメインテーマなんだから、その部分が飛ぶとなると、どうにも気持ちが悪い。なので、とりあえずやめた。


代わりに、Dean Koontzの『One Door Away from Heaven』を読み始めたが、これもどうだかなって感じ。クーンツはキングよりも読みやすいし、ページターナーなので進むとは思うんだけど、700ページ近くあるので、今月中には無理かも。いや無理だ、たぶん。ううむ・・・。