『Citizen Girl』

さて、ディケンズがサクサク行かないので、気分転換に、昨日ジュンク堂で購入した本の中の1冊『Citizen Girl』(『The Nanny Diaries』の作者)でも読んでみようかなと思って冒頭を読んでみたところ、たいした内容ではないのに、結構知らない単語がたくさんあって、辞書引かなきゃダメかしらんと思ったら、途端に読む気がなくなった。


だいたいの内容はつかめるものの、やはりあちらこちら歯抜けでは気持ちが悪い。かといって、わからない単語を全部引くほどの内容でもないので、どうしたものか。そもそも、トイレに閉じこもって、一人でこそこそとランチを食べてるなんていう、不気味な女の子が主人公なのだ。名前もない。ただ「Girl」と呼ばれている。上司に何か言われると、心の中であれこれ言い返してはいるものの、けして口には出さない。それって、笑いを取る部分なのかもしれないけど、笑えない。読まずに箱入りかもという嫌な予感。


古典の単語も難しいけれど、現代ものも意外に難しい。省略も多く、現代のネイティブの英語(特に会話)に慣れていないと、読みにくかったりする。『ブリジット・ジョーンズの日記』のような、ポップな感じの女の子の話とかというのは、内容はどうってことがないのに、案外読みにくかったりする。それに時間を取られるのが、いいのか、悪いのかって感じ。


ディケンズは、ブッククラブの課題(普段なかなか読まない古典を読むという目的)なので、まあしょうがないのだが、何か面白い本を読みたい。マキャモンの『マイン』を用意してあるんだけど、ディケンズが終わらないことには、なかなかそちらに行けない。かなりイライラしている。実際、ブッククラブで大変な思いをしているのは、結局私だけなんだし。