魚たちの離宮

今日読み終えた『魚たちの離宮』は、怪談である。とはいっても、全然怖くはない。出てくるのは、身近な愛するものの幽霊だからだ。死んだ人がお盆に帰ってくるという話だ。そのせいかどうか、父の夢を見た。


ところで、この本も含め、長野まゆみの本は児童書のジャンルに入れられているものが多いのだが、それをいつも疑問に思う。この本はまだいいのだが、ホモ話とか、近親相姦、両性具有など、もしかして乱歩?と思うような話がたくさん出てくるので、これは児童書でいいのか?と。。。