ウォッシュボード

ジャズフェス出演はまだ決定ではないのだが、バンドの音合わせをして行けそうなら今月末にも決定する。そこで、私も何か演奏しようと思い、ZYDECOバンドなどが使っている、いかにも南部っぽいウォッシュボードをやろうかと思って、先日購入した。


これは私が欲しかったものとは違って、だいぶ小さめのものなのだが、とりあえずこれしか輸入されていないとのことだったので、仕方なくこれを買った。本当は全部ブリキで、肩にかけるように作られているものが欲しかったのだけど、すごく重たいし、値段もかなり高いそうだ。


で、購入したウォッシュボードを実際に鳴らしてみると・・・これがすごく難しい!一見誰でもできそうに見える簡単そうな楽器だが、パーカッションの一種だし、天性のリズム感がないととても使いこなせそうにない。ただ漫然とかき鳴らしていたのでは、ただの騒音にしかすぎない。ここ!というところで効果的な音を入れないと、パーカッションの役目は果たせない。それができなければ、やらないほうがまし。


何より、こっちに気をとられていると歌が歌えなくなる。歌詞も何も吹っ飛んでしまう。タンバリンを叩くだけでも結構大変だったのに、これは思いのほか至難の業だ。それに、家で鳴らすととにかくうるさい!これじゃ思い切り練習できない。歌を歌うのも気を使いながらという状況なのに、その上ブリキの洗濯板まで鳴らしたら、苦情の嵐にさらされそうだ。


ジャズフェス出演の道は、まだまだ遠い・・・。