ヴァンパイア・レスタトと美青年アルマン
アン・ライスの『夜明けのヴァンパイア』をようやく読み終えた。これはやっぱり私の好みじゃないなあ。主人公のルイのほかに、レスタトとアルマンというヴァンパイアが出てくるが、どちらもキャラ的に魅力がない。
この本のあとに、『ヴァンパイア・レスタト』、『美青年アルマン』という本があるが、こうも魅力がないと読む気にならない。前にも書いたが、これは私の好みの話であって、本自体はベストセラーになっているんだから、好きな人もたくさんいるんだろうけど。
そういえば、以前読んだ『Witching Hour』に出てきたお化けだか幽霊だか、もう名前も忘れてしまったんだけど、あれもレスタトっぽかったなあと思い出す。みな同じ感じなのか。それが好みにはまればいいんだけど、全然はまらないから困りもの。
アン・ライスの作品は耽美的と言うんだろうが、私には装飾過剰に感じてしまう。美青年にも全く興味ないし、ホラーと思って読んでいたのに、全然怖くもない。ニューオーリンズが舞台というだけで読んでいる感じ。とはいえ、ニューオーリンズの描写も期待したほどは出てこない。
さて、明日は『ハリー・ポッターと謎のプリンス』が届く。借りている図書館本(E・アニー・プルー2冊)は、延長するしかないかな。