ゴールデン・ウィーク最終日

9日間も休みがあって、ずっと家にいるなんて(外には出たけれど)、よくぞ耐えられたという感じだが、それも今日まで。明日からまた普通の日常生活に戻るし、私は学校が始まる。でも、連休あとの授業はしんどいなあ・・・。


さて、この間図書館で借りてから、ずっと読み終わらずに読み続けている本がある。茅田砂胡『王女グリンダ』 だ。<デルフィニア戦記>に先立つ本ということだが、日本のファンタジーにしては結構面白いのだ。でも、小さな字の二段組で、500ページ以上あるので、なかなか読み終わらない。


男の「心」を持つ絶世の美少女である王女グリンダと、男の「体」を持ち、これまた絶世の美少女の「扮装」をした刺客シェラ。その設定が何やら面白いのだけれど、性的な倒錯とかそういう話では全くない。その証拠に、実は王女は「宇宙人」であるらしいのだ。(^^;


なんだこれは?という感じだが、王女グリンダのキャラがなかなか良くて、下手な男のヒーローよりもヒーローらしくてカッコイイ。内容はというと、その奇妙な二人の対決という以外にほとんど無意味な内容なので、書くほどのことでもない。全くのエンターテインメントだ。


でも、早く読み終えないと返却日も迫っているし、次の予約本ももう準備ができているらしいので、だらだら読んでいるわけにはいかない。次に借りる予定の本は、アニー・プルーの長編が2冊あるので、集中しないと大変そうだし、片手間には読めそうにない。それに、アン・ライスの『夜明けのヴァンパイア』も予約してある。どれも分厚い本。


それに今月は、どうしてもやらなければならない大事なことがあるので、本ばかり読んでいるわけにもいかない。読むなら、集中して一気に読まなくては!