ゴスペル

ダン・ブラウンの『天使と悪魔』を読了。プロットがほんとに『ダ・ヴィンチ・コード』とそっくりで、面白いんだか、面白くないんだか・・・って、面白かったんだけど、どうしても『ダ・ヴィンチ・コード』と重なってしまうので、この作品自体がどうなのかというと、よくわからない。


それより、一番最初に読んだ『デセプション・ポイント』は、『ダ・ヴィンチ・コード』の後の作品かと思っていたのだが、実はそれより前、『天使と悪魔』の後の作品だったと今頃知ったのがショック。<ってほどでもないか。


ロバート・ラングドンシリーズではないから、キリスト教がどうのとか、美術品がどうのという話ではない。そんなに面白くはなかったかな?と当初思ったけれど、今考えると、ラングドンシリーズとは全然違っていたから、それはそれで面白かったのかな。読んだときにはシドニー・シェルダンみたいだと思った覚えがある。


ダン・ブラウンの本でキリスト教に染まったわけではないが(とはいえ私はミッションスクール卒だ)、急にゴスペルが聞きたくなって、図書館に行ったついでにゴスペルのCDを借りてきた。


図書館だから、クリスマスのものしかなくて、なんだか時期はずれだと思ったが、そもそもキリスト教の歌なんだから、クリスマスのものでも全然OKじゃないかと。


エルヴィス・プレスリーがゴスペルを歌っているのは有名なので、それも借りてみたけれど、やっぱり私はエルヴィスは好みではないなぁ。まだ全部聴いたわけではないんだけれど、エルヴィスの声がきれいすぎて、あまり好きでないのと、ゴスペルはやはり黒人でないと魂が伝わってこないような気がして。


それと、今日借りたF.ポール・ウィルスンの本は、<始末屋ジャック>シリーズでも、<ナイトワールド・サイクル>シリーズでもない。それぞれ単独のもの。医学サスペンスは、本業(?)が医者であるウィルスンが、最も得意とする内容ではないだろうか。