アメリカ南部の吸血鬼といえば

昨日図書館で借りてきた、長野まゆみが気になって、Amazonで作品を検索してみたら、結構多作な作家だった。図書館でも検索してみたところ、多数の蔵書があった。


とりあえずシリーズものの2巻と4巻は図書館で予約したのだが、見ているうちにだんだんはまってきてしまい、今日はBOOK・OFFに本を売りに行くついでに、探しまくってしまった。それぞれがみな薄手の本なので、見つけるのはなかなか至難の業。


それでも100円コーナーで4冊買った。買ったのは、わざわざそれを選んだというのではなく、単にそこにあったというだけの理由。実際、まだ1冊も読んでいないのだから、どれがいいかなんて全然わからないし。


1冊も読まないうちから揃えてしまうというのは、いけないと思いつつも、気になるとついついやってしまう悪い癖なのだが、賢治、乱歩、アリス、といったイメージからすれば、そんなに大きく外れることはないだろうと思う。




さらに翻訳物も購入。本を売りに行ってまた別の本を何冊も買ってしまうとは、まったく!という感じなのだが、アン・ライスの「レスタト」は、どうしようかなあ・・・とずっと考えていたもので、アメリカ南部が舞台で、なおかつ吸血鬼が主人公というアン・ライスのヴァンパイア話は、やっぱりひとつくらいは読んでおかないといけないかなあと思って、たまたま上下揃っていることだし(なかなか上下揃いにお目にかからなかった)、と思い切った。


これもシリーズものだから、本来ならこの前の 『夜明けのヴァンパイア』 から読んだほうがいいんだろうけど、映画も観ているし(俳優が好きではないから、ちゃんと観てはいないのだが)、トム・クルーズのイメージが浮かんでしまうのも嫌なので、敢えて読まずにいる。 『美青年アルマンの遍歴』 は、図書館にあったので、とりあえず「レスタト」だけ買っておこうと。


ちなみにタミー・ホウグの本は、南部のスワンプが舞台。南部ものと見れば、嫌も応もなく、つい反射的に買ってしまう。ディック・ロクティは、先日購入した『ブルー・バイユー』(これも南部もの)の作者だが、この本の前に、シリーズ前作である 『眠れる犬』 を読まなきゃダメかな?