私のライブドアはだいじょうぶ?

ホリエモンが逮捕されて、テレビはそれ一色。特番を組むほどのニュースなんだろうか?と不思議。株といえば、タレントがテレビ番組で、面白半分に株を売り買いしたりしてるし、日本てノーテンキだなぁ。


というか、欲をかくと必ずしっぺ返しが来ると思う。聖人や仙人ではないから、無欲というわけにもいかないが、それ相応の状態で満足して、平凡に真面目に続けていくのが一番!と、昔、株で損した苦い経験から思う。素人がやることではない。やるならば、徹底的に勉強しないと。


それより、「NOW READING」で使っている、私のライブドアのブログはだいじょうぶなんだろうか?引越しを考えたほうがいいのかな?などと、これまたノーテンキに心配。


ホリエモン逮捕は予測もしなかったが、無料のツールは、いつどうなってもおかしくはないので、バックアップ用のブログは平行して作ってあるが、そちらも今いち調子が悪く、とてもメインでは使えそうにない。


ライブドアでは、ブログなどは全然問題ないと言っているけれど、先のことはわからないし、本気で引越し先を考えておいたほうがいいかも。とはいえ、今から移行させるのも大変な作業だ。



それはそうと、『ダ・ヴィンチ・コードの「真実」―本格的解読書決定版』にはがっかりだった。解読書という割にわかりにくいし、人の書いた本から抜粋した記事ばかりだし、だから結局何?という感じで、『ダ・ヴィンチ・コード』人気に便乗した、あわよくば本としか思えなかった。


にしても、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵は、なぜこうも謎とされるのだろう?芸術にはすべて(絵でも本でも)、何かの意味があると考えるのは、なんだか違うような気がする。


カフカが『変身』の虫について聞かれたときに、「意味はない」と言ったように、何の意味もない場合だってある。単にこう書きたかった、あるいは描きたかったからそうしたまでという場合もある。多くの作品には意味があるのかもしれないが、あまり深読みするのもどうかな?と思う。美しい絵だと思うだけで十分ではないかと、逆にこういう解読書などを読むと思う。大きなお世話だ。


もっとも、何か意味があるのか?と好奇心を持つ私のような読者がいるから、こういう本が出てくるのだろうけど。ただ、今回のダ・ヴィンチに関して言えば、ダ・ヴィンチが何を描いたかではなく、ダ・ヴィンチが題材にしたものに関する「謎」に興味を持っているのだ。


キリストが結婚していたとか、子どもがいたとかもどうでもいい。イエスは本当は何者なのか、イエスの言う「神」とはどんな存在なのか、それが私の知りたい基本的な謎なのだ。それに答えてくれる解読書が読みたい。