六大学野球 ─ sanspo.com

早大勝利も武内の通算100安打はお預け


東京六大学野球、第6週第1日、15日、神宮)1回戦2試合が行われ、早大と法大がそれぞれ先勝した。早大は4−2で立大に勝利。通算100安打まであと1本と迫った武内晋一一塁手(4年)は4の0で3三振と奮わず、記録の達成は16日以降に持ち越しとなった。慶大を4−1で下した法大は下敷領悠太投手(4年)が3連続完投でリーグ戦トップの4勝目をあげた。


社会人・大学生ドラフトで希望枠でのヤクルト入りが確実視されている武内が、通算100安打まであと1本に迫りながら4の0と足踏み。二回一死満塁のチャンスでは空振り三振に倒れるなどこの日は3三振を喫した。「自分の考えすぎです。今まで通り入っていればよかった。また明日打てるように切り替えます」と前を向いた。


法大・下敷領が3連続完投でトップ4勝目


下敷領が3連続完投でトップの4勝目をマークした。前週の東大戦では下敷領と平野のコンビで2試合連続完封し、この日も八回まで完封ペース。九回に適時打を浴び惜しくも3連続完封は逃したものの「完封を続けたかったけど、勝てたからいいです。とりあえずこの慶応戦が大事。去年もここでやられた」と気持ちを引き締めた。これでチームは5連勝。平成13年春以来の優勝が見えてきた。