「ニューオーリンズ・トライアル」

テレビで映画「ニューオーリンズ・トライアル」を観た。というか、これを書きながら観ている。ニューオーリンズが舞台だからというのもあるが、ジーン・ハックマンが出ている映画なので必見。


「ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決 プレミアム・エディション」

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
ペリカン文書」の作家、J・グリシャムの原作を基に映画化された法廷サスペンス。銃乱射事件を起こした犯人が自殺。2年後、犠牲者の遺族が犯行に使われた銃のメーカーを訴える。原告の弁護士、裏工作に走る被告、謎の陪審員が絡む法廷闘争が始まる。


これは、ジョン・グリシャム『Runaway Jury』*1 の映画化だが、なぜ「ニューオーリンズ・トライアル」という邦題になってしまったのか・・・。たしかに映画の中にニューオーリンズの街並みが出てはくるが、内容は、南部が舞台でなくても全然支障がないのでは?といった話だし、場所には関係のない人間ドラマといった感じ。映画では銃の問題になっているが、原作ではタバコ問題である。しかし、映画化にあたって、タバコ会社からの圧力が怖いので、銃関連の訴訟にしたという噂。


しかし、南部の小説を読んでいると、南部での銃の所持率は多いようだから、そういう点で舞台をニューオーリンズにしたのだろうか?グリシャムも南部の作家だから、南部を舞台にするのは自然なことではあると思うが。


でも、個人的にジョン・キューザックはあまり好きではないので(この人も口をポカンと開けることが多い)、ジーン・ハックマンが出ていなかったら、きっと観ていないだろうと思う。というわけで、ジーン・ハックマンのところだけ集中的に観ている。キューザックは 「真夜中のサヴァナ」*2 でも観たけれど、彼も南部の人なんだろうか?


途中で消防車が出てきたが、これは実物を写真に撮ってある。ジョン・キューザックよりカッコイイ消防士がたくさんいることは間違いない。(^^;