早稲田文英堂書店
『マラマッドの短編小説─忘己利他にみる人間愛の極地』/岡田春馬
- 価格: ¥2700
- ユーズド価格: ¥800
- 単行本: 327 p ; サイズ(cm): 19 x 13
- 出版社: 近代文芸社 ; ASIN:4773363010 ; (1998/01)
内容(「MARC」データベースより)
ユダヤ系アメリカ作家バーナード・マラマッドの短編小説十三編の作品解釈論集。「忘己利他」による崇高な人間愛の極致におけるエピファニーが見事に解明されている。目次
- 「最初の七年間」―フェルドのエピファニーを中心として
- 「ドイツ難民」―オスカー・ギャスナーの自殺の原因を中心として
- 「魔法の樽」―エピファニーによる愛の認識と贖罪を中心として
- 「最後のモヒカン人」―アーサー・フィデルマンのエピファニーを中心として
- 「白痴優先」―ギンズバーグのエピファニーを中心として
- 「借金」―リープとカバッキーの真情交流を中心として
- 「夏の読書」―カタンザラ氏の慈愛とジョージの漂流生活からの脱却を中心として
- 「黒はぼくの大好きな色」―ネイサンの憐憫と慈愛によるエピファニーと寛容を中心として
- 「神よ憐れみを垂れ給え」―憐憫を中心として
- 「信用貸し」―憐憫を中心として
- 「哀悼者」―憐憫を中心として
- 「私の夢に描いた若い女性」―ミトカのルーツ夫人に対する贖罪としての愛の受容を中心として
- 「生活の代償」―サムの恐怖の幻想との葛藤を中心として