デイヴ・リー・ロスとサミー・ヘイガー
先日購入した、 ヴァン・ヘイレン*1 と サミー・ヘイガー*2 のCDを聴いているのだが、やっぱりヴァン・ヘイレンてすごい。サミーはヴァン・ヘイレンのボーカルで(一度脱退して、最近また復活した)、そのつもりでソロアルバムを買ったわけなのだが、ギターが違う!ドラムが違う!(違うバンドなのだから当たり前だが)という感じで、やっぱりギターはエディ・ヴァン・ヘイレンでないとダメだし、ドラムもアレックス・ヴァン・ヘイレンでないとダメなのだ。サミーだけでは迫力がない。
それもそのはずで、エディ・ヴァン・ヘイレンといえば、世界的に有名なギター・プレイヤーなのだから、このバックがあるとないとでは、全然違う。エディのギターになれてしまっているので、サミーのソロアルバムのへなちょこギターは、てんで幼稚って感じ。
ヴァン・ヘイレンは、サミー・ヘイガーの前に デイヴ・リー・ロス*3 がボーカルだったのだが、キャラ的にデイヴ・リー・ロスのほうが好き。で、これもまたそのつもりでソロアルバムを買ったことがあるのだけれど、やっぱりエディがいなきゃダメでしょうと思う。それでも、まだデイヴ・リー・ロスのほうがいい。彼は一人でも十分迫力があるし、カリスマ的な魅力があるから。
音楽的にはサミ・ヘイガーのほうが繊細だと思うんだけど、たまたま購入したアルバムが若い頃のもので、声も若いし、精神的にも若い。深みがないのかなあ。ま、嫌いではないので、聴いてるうちになんとかなるだろう。
でも、サミー・ヘイガーって、モントレー生まれらしい。ヴァン・ヘイレンもデイヴ・リー・ロスもみなカリフォルニア出身なのだが、モントレー生まれというと、ちょっと違う。お金持ちのぼんぼん。モントレーにはお金持ちしか住めないんだから。あの、サミー・ヘイガーがねえ・・・へええ〜って感じだ。
しかし、彼らももう60歳近い。ローリング・ストーンズのミック・ジャガーなんかもそうだけど、あの人たちって、すごいパワーだなあと思う。今の若者には真似できないんじゃないかと。常に体を鍛えているんだろうけど、よくまあ、歌いながらあんなに動けるよねえと感心。 「マツケンサンバⅡ」*4 どころじゃないって。
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