アラゴルンの夢

ひと月も前に届いていた 『ロード・オブ・ザ・リング スペシャル・エクステンデッド・エディション トリロジーBOX セット』*1 をやっと見始める。本編もコレクターズ・エディションとは違うのだが、とりあえず特典映像から見ようかなと。ところが、これがまた長い〜!アポロ13号がいる休日に見ると、全部まとめて見れなくて、無情にもぶつ切りにされてしまう。食べ物や飲み物を用意して、一歩も動かずにというわけにいかないので、面白さも半減。好きなものは、やはり平日に一人で見たほうがいい。


ぶつ切りとはいえ、夢中で見ていたので、映像が頭に残っていたのだろうか、最初に 『指輪物語』*2 を読んで以来、念願だったアラゴルンの夢を見た。当時、「アラゴルン教」という独自の宗教を作ってしまうくらい崇拝していた高潔なアラゴルン様(ヴィゴではない)なので、一度は夢に現れてほしいと、切に願ってきたのだが、自分なりのイメージはあるものの、なかなか実像として浮かんでこなかった。それが映像化されたことで、ヴィゴ・モーテンセンの姿を借りて、やっと夢に登場してくれたというわけだ。アラゴルン役がヴィゴでよかった!


その夢というのが、アラゴルンと一緒に馬を走らせ(馬に乗るのも夢だった!)、居酒屋で飲むという(なぜもっとおしゃれな場所に行かないかなあ?)、バカバカしい夢だったのだが、どういうわけか夢とわかっているので、神様、できるだけ長くこの夢を見させてくださいと思いながら見ていた。耳元で囁くアラゴルンの声(もちろんヴィゴの声)ったら!ああ、夢って、ほんとに夢みたいなんだな・・・。<お馬鹿!(^^;


ちなみに、日本語だったのか、英語だったのか、はたまたエルフ語だったのか・・・って、何を言っていたのか全然覚えていないのが悲しい〜。ところで、ヴィゴの息子のヘンリーって、全然ヴィゴに似ていない。だけど、お父さんがアラゴルン役をやるなんて、なんて幸せな子どもなんだろう。お父さんを誇れるって、とても素晴らしいことだ。


ところで、アルウェン役のリブ・タイラーだけど、お父さんがエアロ・スミスのボーカルって、どういう感じなんだろう?なんか、想像もできないんだけど、質問する機会があったら、それを第一に聞いてみたい。


ところで現在、少しずつだがオーディオ・ブックも聴いている。 『The Fellowship of the Ring: Book One of the Lord of the Rings (Lord of the Rings / J.R.R. Tolkien (Audio)) アメリカ版』*3 で、現在発売されているオーディオ・ブックの中で、唯一のUnabridged版。アメリカ版だが、朗読はイギリス版と同じロブ・イングリス。シェイクスピア劇や、『オリヴァー・トゥイスト』のミスター・バンブルなどを演じている俳優。たくさんの声を使い分けられるのがすごい。ガンダルフがなかなか良い。まだアラゴルン登場までいかないのだが、どんな風になるのか楽しみ!


このオーディオ・ブックを聴きながら、原書も同時に読んでいる。初めは全1冊のコンプリート本で読んでいたが、寝転んだ体勢では重たすぎるので(ぐうたら!)、マスマーケット版に変更した。少々高いが、Unabridged版にこだわったのは、本を確認しながら同時進行できるから。どこが抜けたのかわからないのでは、やはり「指輪」ファンとしては気持ちが悪いし、中途半端。