「エイリアンVSプレデター」

今日はクリスマスなので、チキンとケーキでクリスマスディナーという定番コースの予定だったのだが、買い物に出たついでにアイリッシュパブでビールを飲んだところ、土曜日なので映画でも観るかということになり、ついその気になってしまった。


オールナイトでやっているところを探したら、「エイリアンVSプレデター」と、「ハウルの動く城」しかなかった。私もアポロ13号も、一瞬の迷いもなく「エイリアンVSプレデター」で意見の一致をみた。クリスマスに「エイリアンVSプレデター」だなんて、なんてロマンチックなんでしょう〜!うげげ!という感じだが、これが結構面白かったので、よしとしよう。そもそもこの映画を観たいと思ったのは、エイリアンとプレデターではどっちが強いんだろう?という単純な好奇心に動かされただけのこと。その決着がついたのか、つかなかったのか・・・エイリアンのしつこさは、ここでもまた・・・。ぎゃー!


私は常日頃、「神は宇宙人」説を支持しているのだが、この映画でも、神は宇宙人であるという設定になっている。その宇宙人が、エジプトやメキシコ、カンボジアなどの古代文明を作っていたというのだ。しかし、その宇宙人がプレデターであったとは、思いもよらなかった!絶句!


観る前から想像はついていたが、エイリアンは「宇宙トカゲ」とか言われて、やっぱり下等生物扱い。ひたすら想像を絶する繁殖力と性格のしつこさは、これまでと全く変わらないが、ただ戦う相手が人類ではなく、プレデターだというだけ。プレデターは人類よりはるかに強いので(神だから)、その戦いは互角である。ただしエイリアンは、そもそもプレデターに使われる身であったのだ。


映画を観ていると、なんとなくプレデターはいい宇宙人なんだ(神だし!)と思ってしまうのだが、これはとんでもない誤解。映画のキャッチフレーズにあるように、 「どっちが勝っても・・・人類に未来はない。」 のだ。 「プレデター」*1 の1作目で、シュワちゃんがどれだけ苦労したことか!


でも、エイリアンとプレデターが戦っている間は、どちらも人類になど目がいかないから、人類は安泰である。ずっと戦っていてほしいね。