アメリカ文学者から見たブルース100年

◆池袋ジュンク堂

「アメリカ文学者から見たブルース100年」青山南氏・飯野友幸


夕方6時半から、池袋のジュンク堂で開催されたトークショーに行く。昨日、久々に15000歩もあるいたので、その疲れからか頭痛が治らず、間際までどうするかな・・・と思っていたのだが、行ってよかったと思う。


ブルースについては、歌手名や曲のタイトルなどはほとんどわからないのだが、好きなことは好き。むしろジャズよりも好きだと思う。最初にはまったのはトム・ウェイツで、あれはブルースじゃないよという人もいるけれど、ブルースを聴くきっかけになったのは間違いない。あとは古いところで、エイシズとかメンフィス・スリムとかが好き。


飯野さんと青山先生の話の中でも、知っている名前は限られてはいたんだけど、それなりに理解はできた。音楽の話ではあるが、また文学の話でもあったから、それがちょうどよく混じりあって、面白かったと思う。


飯野さんが翻訳した『ブルース・ピープル』*1の出版記念というのが、今日の本題だったんだけど、音楽に関しての本を読むほどの音楽オタクでもないので、そちらは購入せず、青山先生の映画の本を買って、サインをしてもらった。


ちなみに飯野さんは、ポール・オースターの詩集の翻訳もされている。しばらく前に、その詩集を扱っているティー・オー・エンターテインメントという会社から、リンクをさせて欲しいとの連絡があったので(私のサイトにオースターのコーナーがあるのを知らない人も大勢いるだろうが、実はあるのだ)、こちらでも早速リンクしておいたのだけど、それ以来なしのつぶてで、実際リンクもされていないし、なんだかよくわからない状態。


リンクしましたよと連絡を入れたにも関わらず・・・であるから、せっかくすぐに作業したのに、なんだかうらぎられた気がしたし、人にものを頼んでおいて、こんな態度はないよ、って感じ。もちろん、飯野さんには何の責任もないけど、オースターの詩集には特に興味がないので、あとで外そうと思う。


トークショーのときに詩集は売ってないのかな?と思ったのだが、上記の会社で扱っている詩集は、今年の12月に出版されるらしい。そのほか『消失』*2という詩集も飯野さんの翻訳。