「ハリー・ポッターの世界展」ふたたび

伊勢丹の「ハリー・ポッターの世界展」に再び行く。
というのも、先日買ったブックカバーを、アポロ13号にとられてしまったので、それを買いに。「ロード・オブ・ザ・リング」のブックカバーの2倍の値段という、明らかに暴利をむさぼっているとしか思えないものなのだが、しょうがない。都内では34度にもなった暑さの中を、わざわざ買いに出かけた。

しかし、「ロード・オブ・ザ・リング」のほうは文庫版の本があるので、専用という感じでいいのだが、そもそも「ハリポタ」に文庫版はないわけで、だったら文庫版のブックカバーなどいらないだろうとも思うのだけど(単行本用のものもあるし)、それはそれ。グッズマニアとしては、そういう無用の長物でも欲しくなってしまう。とられてしまったとなれば、なおさら。

出かけるときは、それだけ買えばいいと思って行ったのに、行けば行ったで、またあれこれ欲しくなり、再度散財。無用の長物だと思っている文庫用カバーの「布地製」のものも見つけてしまったし、映画を見た後なので、これはあれか!なんて、新たに感激した品物などもあって、我ながら馬鹿だなと思いながらも、せっせと買ってきた。文房具好きなので、そのあたりもしっかりと。

今回の世界展で、結構気にいったのは、「ヘドウィグのオルゴール」だ。特にオルゴールに趣味があるわけではないのだけれど、「ハリポタ」のテーマって(ヘドウィグのテーマ?)、なんとなくオルゴールっぽい曲だから、違和感がなく、よく合っている。ガラスのドームの中に、ガラスのヘドウィグがいるのがかわいい。家に帰ってよく見たら、曲が鳴っている間、ヘドウィグが七色(?)に光ることがわかった。

映画タイインのものと、アメリカ版イラストもののコーナーが分かれていて(どちらも作成しているのは中国とか韓国かもしれないが)、圧倒的に映画関連のものが多い中で、文具などは、やっぱりアメリカ版イラストコーナーのもののほうが、雰囲気があって良い。

イタリア製のシールというのを買ってみたが、なんて雑なの!という作り。中身が見えない袋に入っているので、どんなものなのか全然わからなかったのだが、映画のシーンがシールになっているもので、トレーディングカードのシール版といったところ?ちなみに日本製のシールがいいかというと、全然そういうわけでもないので(作りだけはしっかりしているが)、どっちもどっちか。

今回は、主にハーマイオニーがテーマになっているようで、映画の中でハーマイオニーが着ているピンクのパーカーとか、バッグとか、ベルト(映画でも一瞬しか出ないのに!)なども売られていた。別の階では、ハーマイオニーをイメージした服も売られている。私も高校生くらいだったら、買っちゃうかも・・・。どうせなら、ハリーが着ているジャージも売って欲しい。(^^;

クウィディッチのゴーグルもかっこよかったが、いつ、どこでするの?と思ってやめた。そんなことを言ったら、ダンブルドアの杖とか、ルシウス・マルフォイのステッキだって同じだろうけど。とはいえ、コレクションとしては、ヘドウィグのオルゴールなんかより、ゴーグルのほうが断然価値がありそうだ。

それにしても、私ってほんとにグッズに弱い。ブランド品などにはほとんど興味がないのに、こういう小物には抑制がきかなくなる。「ロード・オブ・ザ・リング」と「ハリポタ」の映画公開が同時期だったら、どうなっていたことか。この点では、「ハリポタ」が時期をずらしてくれたことを感謝している。