総合英語(5)&アメリカ南部映画祭(3)

今日は気温がそれなりなのにも関わらず湿度が低くて、歩いて行くには絶好の日和。体調不良時期ではあったけれど、天気がいいので、苦にはならなかった。

<今日のポイント>
とても基礎的なことだと思うが、語学はただ漫然とやっていても上達しない。

覚える“意欲”を持つ!

というわけで、宿題の暗記文がだんだん多くなってきた。授業が終わると忘れてしまうのだが、10のうち1でも残ればいいか・・・なんて。(^^;

『TOEICテスト全対策─高得点達成のための究極のシリーズ』/中村紳一郎、スーザン・アンダトン
価格: 2,415円 (税込)
単行本: 187 p ; 出版社: SSコミュニケーションズ ; ISBN: 4827515069 ; (1999/03)
内容(「BOOK」データベースより)
990点講師によるパート別「究極の攻略法」。35の戦略(5×7=35ポイント)。本番形式のテスト演習と学習ガイド。模擬試験1回分(スコア換算表付)と詳しい解説。

※私はTOEICなどのテストを受けるつもりはないのだけれど、TOEICを受ける人には絶対お薦めです!と先生が教えてくださった参考書。


アメリカ南部映画祭(3)

『A Gathering of Old Man』(邦題『ルイジアナの夜明け』 1987年、別名『Murder on the Bayou』)

ルイジアナの砂糖きび農園で白人(ケイジャン)の農夫が射殺される。犯人は黒人の老人。しかし、老保安官が現場に駆けつけると、18人の黒人の老人と農園主の若い白人の女がいて、みんな「自分が殺した」と主張。老保安官とのにらみ合いが続く。アフリカ系作家アーネスト・ゲインズの同名小説が原作。

※この作品はテレビ用の映画で、青山先生がテレビから録画したものを編集して見せてくださったもの。

1970年代前半頃の話で、黒人たちは奴隷ではないのだが、白人たちの中には、まだそういう意識が残っているというギャップが描かれている。タイトルどおり、黒人の老人がたくさん集まっている様が見もの。各自がそれぞれ昔の話をしているところは、ラップかブルーズかと思うような音楽的な響きがあり、絵的にも印象深い。最後は、家の周りで火がたかれ、黒人たちが踊っている絵のバックで、コオロギが静かに鳴いている。個人的には、それが非常に印象的だった。

今回は去年のクラスの人たちが結構集まったので、帰りに早稲田の居酒屋で、青山先生を囲んで飲んだ。次回作も青山先生の担当で、個人的にもこの原作はお気に入り。今回の映画祭では一番楽しみにしているもの。


●次回の作品
『Crazy in Alabama』(邦題『クレイジー・イン・アラバマ』 1999年)