マッカーシーの「文句なしの傑作」とは?

スペイン語まじりの読みにくい文体だし、どうしようかなあ・・・とずっと迷っていた、コーマック・マッカーシーの『Blood Meridian』を買ってしまった。

マッカーシーの作品は、文体そのものも読みづらいのに、会話部分にスペイン語がたくさん出てくるので、スペイン語がわからないと話が全く通じない。果たして読めるのか?と心配なのだが、これは「文句なしの傑作」と言われているにも関わらず翻訳がなく、原書で買うしかないので、仕方がない。ダメもとで、トライしてみようという感じ。

今回買ったのは西部系の内容だが、マッカーシーは前にも書いたように、東部に生まれながらも、そもそもは南部系の作家だった。なので、そのうち南部系の作品(『The Orchard Keeper』『Outer Dark』『Child of God』『Suttree』)も読んでみたいと思っているのだけれど、どうなることか。マッカーシーの作品群の中核を成すのは、『Suttree』と『Blood Meridian』だと言われているので、ぜひとも読んでみたいのだが、どちらも翻訳がないので、苦労しそうだ。

で、今日もまたさらに、マクマートリーのカウボーイものが届いた。実は昨日の<Lonsome Dove>シリーズよりも、どちらかと言えば、こちらの初期の2冊のほうが読みたかったのだ。『サロン・ドット・コム』の批評にも、「マクマートリーの不朽の名作として残るのは、やはり初期作品だろう」とあるし、内容的にも、よりカウボーイっぽいし、Simon & Schusterの装丁もいい。