ペルセウス座流星群とUFO

今夜はペルセウス座流星群が極大になるので、まさに降るような星空が見れるかと楽しみにしていたのですが、夜になって雲が増えるばかりで非常にやきもきしていました。

前回の天文イベント“金環日食”の時もそんな感じでしたね。その時同様、気合いで雲を蹴散らそう。

というわけで、ペルセウス座がちょうど天頂付近に来る3時頃、ダメだろうなと諦めムードでベランダに出てみると、雲はあるものの星は見えています。

というか、ビルに囲まれた新宿でこんなに星が見えるなんて!とびっくりするほど綺麗な星空だったのです。

四方に厚い雲があるのに、真上の空にはほとんどなく、わずかに霞のような雲がたなびくばかり。さっきまで一面雲に覆われていたとは思えない星空。奇跡です!

東にひときわ明るく見える瞬かない星は木星です。その近くにあるのがおうし座のアルデバラン。そして信じがたいことに、プレアデス星団(すばる)と天の川まで見えます。

こんな東京の不夜城と言われる街の中で、すばるが見れるとは思ってもいませんでした。

そして、東から上って来たのは縦に3つ並んだ星、横になったオリオン座です。オリオン座は冬の星座ですが、夏は明け方に上って来て、昼間頭上にあります。

しかし、こんな風に横になって上って来るとは知りませんでした。

明るく見える星は、左下がベテルギウス、右上がリゲル。リゲルの幻想的な青い光がファンタジックです。。

なんと!オリオンの剣の部分に、ぼんやりとオリオン星雲まで見えました。

その時、南の空に大きな流れ星。やったー!見れました!これがペルセウス座流星群です。とはいえ、流れ星は結局1つしか見れなかったので、流星群ではなくペルセウス座の流星ですね。

さらに、流れ星を見た感激もまだ覚めやらぬ時、ビルの影から細い三日月が出て来ました。今日は月齢23の細い月であることは知っていましたが、なんと美しい月でしょう!

思わず“OH MY GOD!”と呟きましたが、まさに女神アルテミスの登場です。息をのむほど美しいその姿に言葉を失い、ただただ涙が溢れて来ました。

そして、三日月と木星のランデブー。そう、今日はペルセウス座流星群だけではなく、月と木星の最接近という見所もあったのです。

★FLY ME TO THE MOON!!!

Fly me to the moon and let me play among the stars. Let me see what spring is like on Jupiter and Mars.

流れ星、月、天の川、すばる、惑星、数え切れないほどの恒星…こんなに美しいものを見せて下さって、神様ありがとうございます!心からそう思いました。

そんな思いが通じたのでしょうか、神の乗り物?UFOが3つ…。南から東へ、北から南へ、そして西から東へと飛んで行きました。

飛行機?…かもしれない。でも、飛行機は途中で消えない…よ?

いつもは私たちが気づかないだけで、実はUFOは地球の空を縦横無尽に飛び回っているんじゃないだろうかと思います。神様は宇宙人説に1票!

今日はきっと、いい夢見れます。