熊を放つ(上)

熊を放つ 上(村上春樹翻訳ライブラリー i- 1)

¥ 1,365

§…読書中…§

※既成の文学観の埒外とも言うべき、アーヴィングのマッシブな小説世界はここから始まった―骨太、大胆、エキサイティングで予測不能。傲慢なまでの若々しさと、青春小説の特別な輝きに満ちたデビュー作。

★アーヴィングは大好きだが、村上春樹翻訳というので今まで読まずにいた。アーヴィングと村上春樹は真反対の対局にある作家だと思うから。この本は《村上春樹 翻訳ライブラリー》というシリーズだが、実際に村上春樹はちゃんと訳してはいない。柴田元幸とか今をときめく翻訳家たちが、大勢で春樹の後始末をしている。だから村上春樹訳ではないと思って読むことにした。