ブロンテ姉妹

scw2009-11-22

今日からシャーロット・ブロンテの『ジェーン・エア』を読み始めましたが、今頃?って感じですね。妹のエミリ・ブロンテの『嵐が丘』は読んでいるのに、こちらを読んでいなかったのは片手落ち。

ジェイン・オースティンとか、このあたりの英文学はすごく好きなのに、どういうわけか『ジェーン・エア』は、今まで読む機会がなくて…。

それはともかく、先日までジェイムズ・ハイムの『ロデオ・ダンス・ナイト』の酷い翻訳を読んでいたので、きれいな正しい日本語が読みたいと切実に思い、最近ご無沙汰していた英文学の古典に手を伸ばしたというわけです。

最近の日本文学では、一部を除いてはきれいな正しい日本語を読むことはできません。今の世の中、きれいな日本語を読むには、英文学の古典の翻訳が一番いいだろうと思います。

例えば早稲田大学の大島一彦先生は、ジェイン・オースティン作品の翻訳で、美しい日本語を追求されています。素晴らしい翻訳です。

というわけで、世の流れとはいえ、変な日本語が溢れている中、てにをはを含め正しく美しい日本語を読むことは、たまには必要なことだと思うし、自分の中の日本語の認識を修正する機会でもあります。

ところで、イギリスのPotter Styleという会社では、様々なミニジャーナルを出していますが、その中にブロンテ姉妹のイメージのミニジャーナル(画像)もあるんです。

ボールペンのコレクションと併せて、私は紙ものの文房具が大好きですから、もちろん買いましたとも!ジェイン・オースティンのものと一緒に。イギリスやドイツのこういう文房具って素敵です♪手元に置いて見ているだけでも満足って、安上がりな趣味ですが。

本が売れない中、自分でも紙を使わずにこうして携帯で文字を打っていたりするんですが、でもやっぱり、本でもノートでも紙っていいよね、暖かいよねと思います。