紀伊国屋洋書バーゲン初日

もう3日も雨で、今日はかなりの土砂降りだし、楽しみにしていた今日からの紀伊国屋の洋書バーゲンも、どうしようかと思っていたのだが(持って帰る時に濡れてしまいそうだし、何より雨の中を歩くのが嫌)、結局夕方から雨も小降りになったので、閉店間際に行ってきた。


今回は、どれも一度は買おうかな?と考えた本ばかりで、結構満足。しかし本当に欲しい本というのは、出版された時にだいたいAmazonで買ってしまうので、よく考えればバーゲンで買うのは、それほど欲しいというわけでもない本なのかもしれない。一度は買おうと思っても、買うまでに至らないわけだし。


それに、420円均一だから買うというのもある。バーゲンで買った本を全部読んだためしもないのだが、それでもいつか読むだろうと思って、安いから今買っておこうと思ってしまう。


結局それを入れる本棚もないから、箱にしまってそれっきり忘れ去るというのが多いのだが、それでも楽しいから良しなのだ。服やアクセサリーを買うより楽しいと思えるのだから、安上がりな楽しみだ。今回もJCBのギフト券が使えたし、1万円使おうと思ったら、相当重たい思いをしなくてはならない。


レジで並んでいた時に、前にいた男の人のカゴを覗いてみたのだが、あれは1万円はいっただろう。ポール・オースターや、カズオ・イシグロなど、ほとんどが純文学の作品で、大判の本も結構あったから、かなり重たそうだった。そのあたり、私は全部定価で買っているわけで、ちょっと悔しい。イシグロの『Never Let Me Go』を見たときは、やっぱり出たか!と。。。


今回は、児童書と大判のPBを買うのは絶対にやめようと決心して行ったのだが、一応眺めてはみたけれど、特にこれといって欲しいものもなかったので、迷いもせずに済んだ。


いつも「Harry Potter」は山ほど出ているのだが、私の欲しい本がない。コレクターであると公言しているにも関わらず、US版のハードカバーの1巻目を持っていないのだ。どうせ初版が買えるはずもないので、今更定価で買う気にもならず、毎回バーゲンで探しているのだが、紀伊国屋にはもうないのだろうか?


それと、どうでもいいと言えばどうでもいいのだが、ノーラ・ロバーツのアイルランド3部作の1作目。これもまた2、3作目は持っているのに、1作目がないという状態。これこそ、定価でなど買いたくない本なのだが、どうしても出てこない。古典の名作でもない限り、古くなればなるほど発見するのは難しくなる。


今回はあと1回くらい行く予定でいるのだが、今日買った本を除けば、あとは何もなかったかな・・・という気もしている。でも、上記2冊がいつ出るかわからないから、とりあえずまた行くつもり。