ジョン・アーヴィングも!

昨日、コーマック・マッカーシーの本が届いてびっくりしたのに、今日もまたびっくり!これまたまだ出版されてないはずのジョン・アーヴィングの新作PB(ハードカバーは昨年出版されているが、初版なのでやはり大事にとってある)がAmazonから届いたからだ。


それも、Amazonのアカウントには、今現在も「まもなく発送します」とある。だからAmazon的にはまだ発送していないはずなのに、私の手元にはあるという奇妙な状況。


マッカーシーもアーヴィングも、6月か7月に届くのだろうと思っていたから、いきなりこの2冊が続けて届けられると、ほんとにびっくりだ!アーヴィングは、とにかく届いたらすぐに読もう!と決めていたので、早速読まなくては!


とはいえ、図書館で借りているアニー・プルー『オールド・エース』『アコーディオンの罪』 が全然進んでいなくて、明日返却日なのに、どうするか?と思っていたところ。あとに予約が入っていないので、延長しようと思っていたのだが、アーヴィングとマッカーシーが来てしまっては、ほんと、どうしようか。


ちなみに現在『オールド・エース』を読んでいるのだが、これは面白い!しかし、前にも書いたと思うが、アニー・プルーの本は、ある意味読みづらいのだ。というのも、非常に細かく丁寧に書き込まれていて、一字一句逃さずに読まなくてはならない。読み飛ばすなんてことのできない作家なのだ。だから時間がかかる。


普通は「だるいよ」と思う状況描写も、アニー・プルーに限っては、逆に面白い。普通の作家だったら、こんな場面どうでもいいんじゃないかと思うような部分でも、細かくしっかり書かれていて、何と言ったらいいのか、本当に一字一句捨てられないものばかり。作家がそれだけ丹精込めて書いているのだから、読むほうもその気で読まないといけないという気にさせられる。


だからじっくり読みたいと思うのだけど、借りている本ではそうもいかない。かといって買うとなると、借りている2冊とも結構お高い本なのだ。


『オールド・エース』は、 『シッピング・ニュース』 とはまた違って、いかにもアメリカ的な描写がすごくすごく気に入っているので、買ってもいいとは思うんだけど・・・。あ、マーケットプレイスで買うかな。そうしよう!