宇宙から来た爬虫類人

今日はマーケットプレイスから、「ユダヤ人と反ユダヤ主義」の近藤先生お薦め(???)のトンデモ本が届いた。アメリカの同時多発テロは、アラブの名を騙ったユダヤの仕業だとか何とかいう内容の本。


ところがこの本のネタは、昨日マーケットプレイスから届いた、デーヴィッド・アイクの 『大いなる秘密「爬虫類人」(レプティリアン)〈上〉超長期的人類支配計画アジェンダ全暴露!!』 から仕入れているようなのだ。双方の目次を見ると、共通しているところがたくさんあるし、何を隠そう、出版社が一緒。


そんなところも怪しいのだが、爬虫類人のほうの荒唐無稽さには、あきれるというより、マジで笑える。もともとこういう本が好きなので、けして馬鹿にしたりはしないけれど、よくこんなことを考えたもんだよねと、むしろ感心しちゃう。


とはいえ、もともと地球に爬虫類人がいるという考えはあったのだ。この本では、それが宇宙から来た異星人ということなのだが、以前聞いた話では、恐竜が進化する過程で、別次元で人類よりも進化した種になって、地球を治めているという説とか、恐竜が進化して高度な文明を持った地底人になっているという説とか。


とにかく目次だけ読んでもおかしい。

  • やって来た火星人―異星人の遺伝子操作で人類は創造されたのか!?
  • 地球に送り込まれていた火星人が、現在地球に住んでいる白人の先祖となった!?
  • 多く目撃されるレプティリアンと符合する古生物学者の「恐竜人間」
  • 「人間の生き血」を実際に吸い続けてきたドラコ・レプティリアン
  • ブッシュ前大統領は目前で爬虫類人に変身した!
  • メキシコ大統領ミゲルも眼前でイグアナに変身!
  • 4本指・2㍍の「トカゲ男」に地球は乗っ取られる!?

e.t.c.....


もうヴァンパイアどころじゃないよ。図書館の本を放り出してでも、こっちが読みたい!(^^;