夜明けのヴァンパイア

図書館に予約の本を取りに行かなくてはならなかったので、借りていた本を急いで読了。今回は、『王女グリンダ』に思いのほか時間を取られてしまい、予定が大幅に狂った。


『王女グリンダ』は結構面白かったので、<デルフィニア戦記>も読んじゃおうかな?と思ったのだが、18巻もあるので自粛。いくら面白かったとはいえ、この調子で(文章的なことと、内容のなさ)18巻はしんどいかも。4部作くらいになっているので、そのうち1部ずつくらい読んでみようかなとは思うけれど。


今回借りたのは、先日映画「ブロークバック・マウンテン」を観て、その後原作も読んで、やはりいいなと思ったE・アニー・プルーの本を2冊と、アン・ライスの<ヴァンパイア・クロニクル>の1作目『夜明けのヴァンパイア』。


このシリーズの2、3作目はBOOK・OFFで買ってあるのだが、1作目だけは手元になく、映画でしか観ていない。映画を観たと言っても、ヴァンパイアになっている俳優たちが全て好みではないので(健康的すぎる!)、真面目には観ていない。なので、原作を読まないと次の2作目がわかりずらいかもと思って借りた。


にしても、これってなんでこんなタイトルなんだろう?ヴァンパイアにインタビューするという内容だから、原題の『Interview With the Vampire』そのものなんだけど、『夜明けのヴァンパイア』って何?


ニューオーリンズで、映画の撮影の間、トム・クルーズがここに泊まってたんですよとわざわざ教えてもらったけれど(たしか、南部のハーバードと言われるテュレーン大学の総長の宿舎かなにかだったと思うが)、あの映画のヴァンパイアの中で、誰が一番似合わないって、トム・クルーズでしょう。げ!


ブラピもアントニオ・バンデラスも一様に変だけど、蓄膿症みたいに、いつも口をポカンと開けてるヴァンパイアなんかいないだろう!って感じ。トム・クルーズファンの皆さん、失礼!他の映画はともかく、ヴァンパイアには似合わないんじゃないかってことで・・・。(^^;


E・アニー・プルーの本は、内容はとてもいいのだが、読むのが結構面倒なタイプ。『ブロークバック・マウンテン』は淡々としていて良かったが、書き込みがかなり細かいので、長編となるとしんどい。軽く読み流すことができないので、気合を入れて読まないと、なかなか進まない類。でも、逆に言えば読み甲斐があるとも言える。今日借りた3冊で、返却期限の2週間かかってしまうのでは?と。