『ダ・ヴィンチ・コード』文庫化

今日は、朝から腹痛で死んでいた。昨日から体調は悪かったのだが、そろそろ体調不良時期か・・・と思っていたら、まさに!いつもよりひどくて、起き上がれない状態。


そんなわけで臥せっていたら、ニューオーリンズからメールが来て、まゆみさんも持病のサイナスがひどく悪化して、寝込んでいるそうだ。それでも演奏だけはこなしているらしい。土曜日に大切な演奏があるので困ったということだが、あまりに遠くて、何もしてあげることができない。


ところで、寝込みながらも、なかなか進まなかったディック・ロクティの『眠れる犬』を読んだのだが、これは激しく期待はずれだった。実はこのシリーズの3作目にあたる『ブルー・バイユー』という、ニューオーリンズを舞台にした本を買ってあるので、一作目を先に読んだわけだが、これじゃ3作目も期待できないなあ・・・。舞台がニューオーリンズというだけで、少しは興味がわくだろうか?


こういうミステリを読むと、さすがに『ダ・ヴィンチ・コード』は面白いなあと思う。それがやっと文庫化するらしいが、これまた3分冊。いい加減にしてちょうだいよという感じ。文庫3冊買っても、単行本1冊の値段にもならないけれど、3分冊とかって、ほんとにうっとうしい。


これはもう読んじゃったからどうでもいいんだけど、これから先、日本では3分冊が多くなるのかな?と心配にもなる。しかし、分厚い本は売れないんだろう。文庫で1000円を越すというと、やはりちょっと躊躇してしまうし。でも、私は結構分厚いのが好きだから、薄手で3分冊なんて、ほんとに嫌だ。分量は一緒なのだが、読んだという達成感が感じられない。