ぐうたら生活にも明日はくる

南部が恋しくなって、久々に「シュリンプ・クレオール」を作った。ニューオーリンズではちょうどマルディグラの最中。まゆみさんもパレードで演奏したりして、忙しい日々を過ごしているみたい。


マルディグラに来ればいいのに・・・と言われたけれど、アポロ13号の骨折のこともあるし(ほとんど完治しているが、まだリハビリ中)、今回は観光気分で楽しむというわけにもいかないだろう。何より、先立つものがないという問題が大きい。それに、とにかく先にアポロ13号に温泉にでも行かせてあげないと。


今度行くとしたら、ジャミール・シャリフとも話したいし、もっと土地の人とも深く交流したいと思うから、真面目に英語の勉強をしないといけないな。予想外のことを話された日には、話が全然見えず、言葉が素通りしていってしまうのだから、情けない。南部訛りという問題もあるのだから、少なくとも標準語くらいはわかるようにならないと。


とは思うものの、基本的に意志が弱いので、毎日「明日からでいいや」と思ってしまう。運動もダイエットも、みんなそう。明日からでいいやと思っているうちは、何もできないよ。早稲田で英語の授業もとろうかと思ったけれど、そういう問題でもないだろう。


こんな日記など犠牲にしても、とにかく時間を作って真剣にやるべきだ!と思っているのだが、日記に愚痴を書いているほうがまだしも楽なので、ついつい楽なほうに・・・。今日やらなければ、明日はないと思え!と思っても、望むと望まないとに関わらず、生きている以上、誰にでも等しく明日は来るわけで・・・。そうして日々が過ぎていく。光陰矢の如し。


反省なんかはどうでもいいから、やらなきゃならないことは、ああだ、こうだ言ってないで、とにかくやりなさい!ってのに。とはいえ、これも日記を埋めるための、苦肉の策のひとつですから。「シュリンプ・クレオール」からここまで引き伸ばすのに、結構苦労してるんです。だからといって、この苦労が報われる可能性はほとんどないんだから、もっと自分のためになることをしたほうがいいんじゃないか。


いやいや、「日記を書きなさい」とサマセット・モームやジョン・チーヴァーも言ってるじゃありませんか。きっといい事があるに違いない。ぐうたら生活にも、やっぱり明日はくるんだから。合掌。