日本選手権準決勝

早稲田(0)×(43)東芝府中


最強神話の幕閉じる…早大、王者・東芝府中に完封負けsanspo.com


ラグビー日本選手権準決勝(19日、秩父宮早大トップリーグ(TL)王者の東芝府中に0−43と42年ぶりの完封負け。大学選手権で31年ぶりの連覇を成し遂げ、「史上最強」と呼ばれたシーズンを、日本選手権ベスト4で終えた。就任以来5年で早大の黄金時代を築き、今季限りで勇退する清宮克幸監督(38)は、今週中にも正式発表される中竹竜二新監督(32)に、日本一の夢を託してタクトを置いた。26日の決勝(秩父宮)は、東芝府中と2連覇を狙うNECが激突する。


敗戦に頭を下げた早大フィフティーンを、聖地・秩父宮のファンの暖かい拍手が包み込んだ。0−43。63年度の同志社大との定期戦を最後に味わったことのない完封負け。それでも、目を赤くした伝統の「アカクロ」ジャージーの戦士たちは、誇らしげだった。


「この負けがワセダを強くするはず。来年も、この負けから強いチームができるはずです」。早大監督として最後の仕事を終えた清宮監督の両目も赤く染まっていた。


・・・続きを読む


清宮氏が来季からサントリー監督へ−早大の後任には中竹氏sanspo.com




2メートル近い巨人や、相撲取りのような外人選手を相手に、早稲田の選手たちはよくやった。トップリーグマイクロソフトカップの覇者である東芝府中を、大いにいらつかせただけでも上出来。五郎丸の顎骨折は知っていたが、主将の佐々木もあばらを骨折していたとは知らなかった。よく頑張ったね!と褒め讃えたい。


東芝がいかに強かろうとも、社会人のラグビーには興味がないので、今期のラグビーはこれで終了だ。早稲田のラグビー部には、今年もまたパワーと感動を与えてもらった。佐々木組、ありがとう!