トワイライト

11月に予約した<トワイライト>シリーズの1巻目が、ようやく回ってきた。というか、原書 『Twilight』 は1冊の本だが、日本語版で例によって3分冊にしたもの(「スケアクロウ」とか、「アイスウィンド・サーガ」と同じような形式)。3分冊というのは、どうも暴利をむさぼっているとしか思えない。


原書でもとんでもなく分厚いというならともかく、1冊を3つに分断するって、やっぱりあまり賛成できない。せいぜい上下巻くらいにとどめてもらいたいものだ。


もともと1冊の本だから、途中から読むというわけにもいかないので、図書館でもどういうわけだか途中で止まってしまって、なかなか回らないのだ。予約の人数はさほど多くないのに、時間ばかりかかる。


さらに、これは三部作の1作目とのことで、日本では全9冊になるのだとか。もう、こういうの、ほんとに嫌。嫌なら原書で読めばいいんだろうが、原書で頭を悩ませるほどのものでもないと思うし、一気にサクっと読みたい部類だから、次の巻が手元にないと、非常に不安。


実は、3巻まとめて予約したのだが、3巻目だけがすぐにきてしまい、図書館から先に回してくれないかとお願いされたため、一度キャンセルして、再度予約し直したのだ。


それが仇になって、またしばらく待つようなことになったら嫌だなあ。上下巻のもので、まず上巻だけ買うということができない性格なので、こういうのは本当にイライラしてしまう。すぐに回ってくればいいけど。


「ネアラ」のほうは、「ドラゴンランス」系のものらしいのだが、すでに2巻(『ネアラ 2 滅びゆく王国とライオンの騎士』)が今月発売になる。「ドラゴンランス」みたいに、また何十巻にもなるんだろうか?少女が主人公ということで、いわゆる「ドラゴンランス」とは趣が違うのだろうと思うが、面白ければいいなあ・・・。




◆早稲田講座予約


早稲田から、来期の講座を優先して予約できますというお知らせが来た。私が優先してもらえるのは、去年取った近藤先生の授業で、今年は「ユダヤ人と反ユダヤ主義」という授業だ。


近藤先生の授業は人気があって、去年もキャンセル待ちだったし、今回はまさにこれを取りたかったのよ!という内容だから、早速予約の返事を出しておいた。これで、バーナード・マラマッドを理解するのに、少しは役立つだろうか。


ともあれ、近藤先生にユダヤとその文化・社会背景を教わるのは、毎回興味を持って聞くことができるので、どんな本を読むよりも有益だろうし、理解も深まるだろう。とても楽しみ。