新宿ジャズフェスでがんばります!

しばらく前からコンタクトを取ろうと思っていた、新宿三丁目「呑者家(どんじゃか)」のオーナー(ニックネームは大将)にやっと会うことができた。大将は通常店には出ていないので、昼間機会を見て訪ねるしかないのだ。


実はニューオーリンズのまゆみさんは、大将と知り合いだったのである。そして当の大将は、早稲田のニューオーリンズジャズクラブの出身で、ニューオーリンズ大好き!な人なのだ。彼が持っている店のひとつ「銅羅」には、本物とはちょっと違うが、あの「ハリケーン・カクテル」もある。


来る、11月19日と20日には、恒例の新宿ジャズ・フェスティバルが開催される。大将はその実行委員長のような立場にいる人なので、これまでに一度も顔を合わせたことはないのだが、「ハリケーンの被災者のために何かやりたい」と直談判に行ったのだ。当然何かをやるであろうということは見越してのことだが。


すると、「もちろんやりますよ」とのことで、しかもミュージシャンを対象に、それも特に日本人のミュージシャンに対してということだったので、それなら私の目的にも合致する。どうか私にもお手伝いさせてくださいと話をしたところ、快く承諾してくれ、当日ジャズフェス本部で募金を扱う仕事をすることになった。


一人では何もできないが、多くの人が協力してくれたら、何かしらできる。その中で、私も少しは役に立てるかと思うと、嬉しい。残念ながら、今年は好きなジェフ・ブルの演奏も聴けないが、見ず知らずの私にお金のことを任せてくれるという大将の太っ腹なところに感動してもいるので、それを裏切らないよう、がんばりたい。


ちなみにロスに数日いたまゆみさんは、また南部ジョージア州アトランタに向かっている。タイミングが合えば、私もロスに飛ぶつもりでいたが、それはしばらく叶わないことになった。ニューオーリンズに入れるのをアトランタで待ち、ニューオーリンズで用事が済んだら、その後再びロスに戻るそうだ。事がスムーズに運べば、きっとその時に会えるだろう。