色と言葉の感覚
Amazonのブックカバーを3色貰ったが、色の感覚って違うものだなと。ブルー、ボルドー、ベージュと表示されているのだが、そのうちブルーは、サイト上の画像の色もほぼ同じだが、他2色はイメージが違った。
ボルドーは、その言葉の赤ワインのようなイメージとは全然違って、きれいな深みのある赤い色だったし(カラーコード#CC0000くらいか)、ベージュは、茶系のイメージは全くない、かわいらしいクリーム色だ。
なんとなくわかれば事は済むのだろうが、日本で信号の青は青だが、アメリカではグリーンというなど、色についての言葉の感覚の違いって結構あるなと思った次第。ある人にとっては、深みのあるきれいな赤はボルドーだし、またある人には、かわいらしいクリーム色はベージュなのだろう。
それと、今はまっているパズル「Su Doku」だが、難易度によるレベル分けが、各出版社で違っているのが面白い。日本では、初級・中級・上級のほか、★の数で示しているところが多い。
<Times>
- Easy
- Mild
- Difficult
- Fiendish
<The Big Book>
- Easy
- Moderate
- Tricky
- Difficult
- Challenging
- Super
<For Dummies>
- Easy Does It
- Getting Tricky
- Tough Nuts to Crack
- Diabolically Difficult
というわけで、Fiendish とか Diabolically とかという「悪魔のような、極悪非道の」みたいな言葉を使うのにはびっくりした。でも、なんとなくユーモアというか遊び心が感じられて楽しい。
たしかに、初級・中級・上級では、あまりに味気ない。それに、もともとこの分け方はあまり納得していない。初級のものでも、トリッキー(油断のならない、コツのいる)で難しいものもあるからだ。
基本的な「Su Doku」は、1〜9までの数字を使うが、中には二桁(16くらいまで)を使うものもある。それだけマス目が多くなるということだが、そうなるとなかなか容易じゃない。まさに「悪魔のような、極悪非道の」問題となる。こうなると、技能が上級というよりも、根性で解くといったような体育会系のノリが必要。
こういうのは、感覚の違いというよりも区分けの仕方の問題だとは思うが、難易度という度合いをどのように捉えるか、それも感覚の違いなのだろうと思う。