「ニューヨーカー」の短編小説

Anna Quindlen の『Black and Blue』を読んでいたら(これもかなり昔に買ってあったのになかなか手に取れなかった本)、次のような箇所があった。

まるで「ニューヨーカー」に掲載されている、始まりもなく、終わりもなく、テーマもない、わけのわからない短編小説のようだ。


ビンゴ!という感じで、思わずほくそえむ。「ニューヨーカー」とは有名な雑誌のことで、そこに掲載されている短編小説のことを言っているわけだが、「ニューヨーカー」誌の顔と言われたジョン・チーヴァーなどはともかくとして、私以外にもそう思っている人が、それもアメリカ人でいたんだなあと思って、嬉しくなってしまった。


これは、“「ニューヨーカー」に掲載されている”という部分がみそで、これがあることで、単にわけのわからない短編小説というだけでなく、どんな短編小説なのか、詳しく書かなくても一目瞭然という感じじゃないだろうか。例えば、私の大の苦手の女性作家の作品みたいなものとか・・・。(^^;


ところで最近、巨大生物に遭遇する機会が多い。単にこれまで知らなかっただけなのか、それとも、何か異常なことが起きているのか?5センチの○○○○(名前を言ってはいけないあのもの)とか、20センチのミミズとか、10センチのムカデとか・・・。近視なのに、こういうものはすぐに見つける。きっと体が危険信号を察知するのだろう。ああ、嫌だなあ。こんなものがわさわさと周囲を這い回るようになったら、私は生きていけない。ぎゃー!


それはそうと、隣の家の軒下にあるアシナガバチの巣に、スズメバチが来るようになってしまった。以前警戒していた巣とはまた違う場所だ。スズメバチアシナガバチを食べに来るのだが、どこか近くに巣があるに違いない。早いところ何とかしないと、危険!とは思うものの、誰がどうしてくれるというものでもないし、役所なんて、事が起こってからでないと動いてくれないだろうし。マキャモンのスズメバチの話を思い出しながら、冷や汗ものなのだ。