SUNDAY BOOK REVIEW─NYTimes.com

'Until I Find You': Adored by Women
Despite its gargantuan heft, John Irving's 11th novel moves nimbly from a standing start to warp speed.・・・続きを読む


アーヴィングも年をとったなあと思ったのがこの写真。御年、何歳になったのだろうか・・・と自分のサイトのアーヴィングのページに載せてあるプロフィールを見たところ、今年で63歳ということだった。でも、痩せたよね。何か病気でなきゃいいけど・・・なんて、余計な心配もしてしまった。


アーヴィングの写真で、ひとつ気になっていることがある。右腕の内側にある丸印。これって何?刺青?何の模様なんだろう?だいたい、刺青をするような人だったかしらん?と、いろいろ考えてしまった。しかし、新作 『Until I Find You』*1 には刺青が出てくる。というか、それが重要なモチーフになっているようなのだ。Publishers Weeklyのレビューにも以下のような部分があった。

小説の冒頭(年代は1969年)で、4歳のジャックはトロントに住むタトゥー・アーティストの母親アリスに連れられて、家出したジャックの父親ウィリアム・バーンズを探すため、1年間、北ヨーロッパを回る。父親は教会のオルガン奏者で、「(タトゥーの)墨にとりつかれた」男だ。

作家と作品はイコールではないけれども、アーヴィングが刺青に興味を持ち、それを作品内に取り入れたとしてもおかしくはない。刺青とはどういうものなのか、どれくらいの痛みを伴うものなのか、入れたことによって、自分はどう変わるのかなどなど、作家として興味を持っても不思議ではないかも。でも、一体何の模様なんだろう?謎。


それと、写真に写っているタイプライター。パソコンを使わず、今だにタイプライターで打っているのだろうか?このくらいの年齢になると、それもわからないわけじゃないけれど、今更のように、そうだったのか〜!と。


誰か一人作家に会えるとしたら、私の場合、アーヴィングだろうなあと思う。コーマック・マッカーシーにも会いたいけれど、ものすごく気難しそうなので、びびりそうだし。ロバート・R・マキャモンにも会いたいが、どちらか一人しかダメという究極の選択をするなら、やっぱりアーヴィングだ。だって、アーヴィングが住んでいるヴァーモントまで行こうと、本気で考えていたくらいだし。それに、作家の中では顔が一番好き。結局ミーハーな理由か。(^^;