アラブとイスラエル(10)

<10>パレスチナ紛争(1990年代以降)


◆紛争第四期(1990年代初頭〜現在 中東におけるアメリカ一極期)


〜年表に従って、紛争の次第を説明



※8回目くらいから、ずっと年表に従ってパレスチナ紛争の説明。この頃になると、サダトとかアラファトとか、知っている名前もたくさん出てくるので、ほうほう、なるほど・・・という感じ。


しかし、今日のタイトルは<10>になっているが、実は8回目のプリントから入り、やっと今日のプリントに入ったところで終わってしまったので、本来なら授業は今日でおしまいなのだが、来週補講をすることになった。なんて真面目な先生なんでしょう!


でも、暑い・・・。もうこの時期、学校まで歩いていくのは自殺行為だ。熱中症になってしまいそう。でも、先生の熱意には頭が下がるので、有難く最後まで授業は受ける。でも、最後にまた打ち上げをやるらしいのだが、それはどうしようかなと。この間もそうだったのだが、先生とはほとんど話ができないし、生徒の皆さんとは興味の対象が全く違うし、なんたって、お茶で打ち上げってのがだるい。というわけで、考え中。


この授業をとっている生徒のほとんどが、定年退職をしたくらいの年齢のおじさま達なのだが、この方々は、会社でもそれなりの地位にいた人たちなのだろう。縦のものを横にもしないという、日本の古い伝統にのっとった方々ばかりだ。だから男尊女卑なんてのは当たり前。レディファーストだとか、女性をいたわるなんて気持ちはさらさらないようだ。


たぶん、奥さんとか部下に、何でもやってもらっている「偉い」人ばかりなんだろう。それは先生に対してもそういう態度なので、びっくりしてしまう。ああいう人たちの集団にはめったにお目にかかれないので、人種が違うのではないかと思うほど。自分も若いとは思わないが、大きな世代のギャップを感じる。この授業でアラブやイスラエルのことを学びながら、一方で大日本帝国のマイナス面も学習したという感じ。


しかし、近藤先生は違う。もともと専門がイギリスのほうなので、先生はジェントルマンである。後期はイギリスのジェントルマンについて講義をするそうで、それもまた面白そうだが、たぶん学校に行く時間的な余裕もなくなるだろうから、とても残念だ。万一授業をとるとしたら、さしあたって英語の授業でもとったほうがよさそうだし。