バーダマン先生の英語本

旅行ガイドを購入するつもりで、久々に紀伊国屋に行った。こういうガイドブックは、やはり実物を見ないと・・・って、ほぼ「地球の歩き方」に決めてはいたんだけど。というか「アメリカ南部」のガイドブックなんて、他に何冊も出ているわけじゃないし。いろいろ探してはみたけれど、結局他には1冊しかなかった。


南部も情報が少ないが、「アメリカ西部」というのもない。「西部」というと、みなメインはカリフォルニア、西海岸沿いのガイドブックばかり。あとはグランドキャニオンやヨセミテに代表されるような国立公園系か。そのあたりを見ていると、カリフォルニアは好きなので、ついそちらのほうに興味が行ってしまうのだが、今回は南部。


旅行ガイドの隣には、語学の本が並んでいる。そうか、英会話もそろそろ本気で使えるモードにしないといけないなと思いながら見ていたら、なんと、バーダマン先生の本があるではないか。


「辞書には出ていないアメリカ英語フレーズ」って、またうまいところついてるなあ。本を読んでいると、口語の会話文などで、単語は簡単だけど日本語では一体何と訳せばいいのやら?といった表現がたびたび出てくる。で、「そうなのよ、こういう本が欲しかったのよ」なんて、無理やり購入動機をこじつけて、またしてもバーダマン先生の本の売り上げに貢献してしまった。


いつも南部映画祭でお会いしているから、南部の歴史とか文学とかを教えてらっしゃる先生だというような気になっていたのだが、一方で、ずっと英語教育もやってらっしゃる。むしろ、英語教育関連の本のほうが多いのでは?


一応、大学での主な研究領域は「The American South (literature, history, culture), music of the South as a reflection of social conditions and personal experiences」で、卒論指導の範囲は「Saul Bellow, Bernard Malamud, Kurt Vonnegut, Ken Kesey, Eudora Welty, Peter Taylor, Reynolds Price, Walker Percy, Ferrol Sams; 20th century American short stories and novels; comparisons between movies and original literary works」なのである。


なんと、マラマッドも入っているとは驚き!ちなみに、その他の関心領域は「Basketball, rock 'n' roll, blues, movies about the South」である。でも、ここには「cooking」または「food」が抜けているんじゃないか?と思うんだけどぉ。


バーダマン先生の後期の授業に 「The American South Through Film」 というのがあるのだが、これって・・・(考え中)・・・あの「アメリカ南部映画祭」とは違うんだよね。レポート提出あるし。


などなど、今日はバーダマン先生のことをいろいろ調べてしまった。(^^;