母の手術

午前中に、弟が母を病院まで送って行った。あれやこれや手術前の準備をし、実際に始まるのは午後も半ばで、夕方病院を訪れた上の弟によると、5時過ぎまでかかったらしい。


たいした手術でもないから、さほど心配もしていなかったが、母から電話があったときは、無事に済んでよかったと胸をなでおろす。だって、何かあったら、東京に帰れなくなる。いざという時には仕方がないが、とにかく、今は困るよ、と。


実際、母がいなくなったら、どうするんだろう、この天邪鬼の弟は。他の人では面倒見きれないだろうなと思う。口では立派なことを言うくせに、意外に小心者で、精神的に自立できていないのだ。姉は容赦なく捨てますよ。覚えておきなさい!


昼間、暇だったので、マラマッドの研究社小英文叢書のほうをざっと読み終える。実家の座卓が合わず、背中が痛くなった。うちの台所のテーブルも似たり寄ったりだが、少なくとも椅子なので、足が痺れることはない。座卓では、背中は痛いし、肩は凝るし、足は痺れるしで、落ち着いてじっくりやっていられない。


この先、もっともっと机にかじりつかなくてはならなくなる予定だが、うちのテーブルも何とかしないと、正しい姿勢がとれず、背中が折れてしまうかも。これじゃ体が持たない。