ジャズ・フェスティバル─ジェフ・ブルにウィンクされるの巻

第4回 新宿トラッド・ジャズ・フェスティバル

今日もジャズフェスへ。昨日と同様、また作家の宗方慶司氏に会う。彼は、ジャズフェスでも着物だ。もっとも、普段はサラリーマンで、「ちゃんとスーツを着てますよ」ということだったが。昨日で終わりのはずだった土岐さんが手伝いで来ていたので、あれ、挨拶した意味がないじゃん!て感じだったけど、ま、いいか。熱狂的ジャズファンのカメラ小僧(ジイサンだったが)がいて、私はバンドのリードボーカルで、宮下君の奥さんのあややがバックダンサーだと言ったら、しっかり写真を撮っていった。<うげげ、大嘘つき!


で、今日はどん底にジェフ・ブルが来るので、それを待っていたところ、近くにやって来たジェフが、ウィンクしてくれた。でも、実は隣にいた宮下君の子どもにしたのかも・・・。(^^;


どん底は、いつもアルバートクラリネットの演奏と決まっているのだが、今日のジェフ・ブル(トランペット)は、クラリネットの風間氏の応援。これもすごく良かった。 さすがジェフだ!と思ったのは、聞きにきているお客さんが、ほとんどミュージシャンだってこと。とにかく一緒にプレイしたミュージシャンが皆、「ジェフは最高だ!」と言っているのだから、本物だ。私の好みも、なかなか捨てたもんじゃない。あちこちまわって、あれこれ聞くのも楽しいが、お気に入りのミュージシャンを追いかけて聞くのも、また楽しい。


今日もまたバーダマン先生の本が届いた。今日のは今年の9月に出た南部の写真集。これはいかにも南部っぽくて(私が想像している通りの)いいな。黒人のミュージシャンの写真なんか、すごくいい。朝もやがかかったミシシッピ河も幻想的でいいし。


そういえば、ジャズフェスの会場(どん底の前だけど)で、早稲田のニューオルリンズ・ジャズクラブのウッドベースの子と仲良くなった。彼は村田先生の授業を取っていて、南部協会に入れてもらったとか。バーダマン先生と青山先生の授業を取っている子もいた。ひとしきり南部映画祭の話をしたりして、やっぱり南部が好きで、こういう音楽をやってるんだなと。