読了した本

『アッシャー家の弔鐘』(上)ロバート・R・マキャモン (著), 大滝 啓裕 (翻訳)
文庫: 406 p ; 出版社: 扶桑社 ; ASIN:4594007716 ; 上 巻 (1991/07)

出版社より
文豪ポオが名作「アッシャー家の崩壊」で描いた悲劇の一族、アッシャー家は実在した!のみならずその一族は、150年を経て、アメリカの軍需産業の頂点に位置する「アッシャー・アーマメンツ社」の世襲オーナーとして君臨し、ノース・カロライナの山奥に壮大な屋敷を築いてひきこもっている。家業を嫌い、ニューヨークで売れない作家暮らしをしていた主人公リックスが、「父危篤」の知らせに帰郷して知った一族の秘密とは─。モダンホラーの旗手マキャモンが怪奇幻想小説の先達者ポオにささげる話題作。

※画像は原書 『Usher's Passing』*1
ロバート・R・マキャモンの「R」は「リック」。マキャモンの自伝的要素も加味されている作品。