『グッドナイト・ムーン』

9月のブッククラブの課題だった、トマス・ハーディの『カスターブリッジの市長』。昨日ぎりぎりで読み終えたが、これは面白かった。でも、もう末日なので、面白かった〜と余韻にひたっている暇もなく、他の本のように感想はあとでいいや、というわけにもいかず、急いで書き込む。簡単にまとめるには、あまりにもいろいろありすぎて、書いたあとも不満なんだけれど、まあ、仕方がない。


その後、気が楽になって、ジュンパ・ラヒリ『停電の夜に』と、マギー・ロブの『グッドナイト・ムーン』を一気に読み終えた。もちろん、こちらの感想は、また一息ついてから。(^^;


『グッドナイト・ムーン』は、ジュリア・ロバーツ主演の映画のノヴェライゼーション。あれこれ考えなければ、結構泣ける本。主人公のイザベル(ジュリア)と、彼女が付き合っている男ルーク(エド・ハリス)の元妻ジャッキー(スーザン・サランドン)との子どもをめぐる熾烈な戦いといった話。でも、ジャッキーが癌になって・・・あとは泣いてくださいといった感じ。


何がかわいそうって、ルークの描写のところで、「薄くなりかけた頭」とか、「額が後退しつつある」とかって書かれてあること。映画のノヴェライゼーションなので、エド・ハリスが念頭にあるのは間違いない(はっきり言えばエド・ハリスそのもの)。で、エドは確かにそのような頭の状態であるわけなんだけど、そんなことはっきり書かなくたっていいじゃないかと。これはエド・ハリスなんだってわかってるんだし。。。エド・ハリス大好きなんだから、断固抗議したいよ!ぶぶぶ!