イギリスのリーディング・グループはどんな本を読むのか?

◆映画「ヴァン・ヘルシング」先行上映

ヴァン・ヘルシング」とは、ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』の中で、ドラキュラを倒した教授のこと。ドラキュラファンとしては(いつから?)、ドラキュラではなく、ヴァン・ヘルシング教授こそがヒーロー!

というわけで、かなり楽しみにしていた映画なんだけど・・・。続きは明日。


◆2冊目の 『The Reading Group』

Amazonから届いてしまった。これに関しても、かなりむかついてはいるのだが、送ってきたことに関して文句は言えないので、とにかく紀伊国屋に交渉するしかないかと諦めている。Amazonとのやり取りで、かなりドタバタしたので、この本は何が何でも読まなければ済まないだろう。

この内容の良し悪しはさておき、「リーディング・グループ」、「ブッククラブ」、「読書会」といったサークルに入っている人が、この本に興味を示して、というか親近感を持って、買っているんだろうと思う。かくいう私もその一人だし。

日本ではさほど話題にならないが、そういった「本を読む会」は、欧米のほうがたくさんあるのだろう。いろいろな小説の中に、そういった会に入っているという話が出てくる。中には強制的に本が送られてくる所もあるみたいで、そこまで行くと、楽しみではなく苦痛だろうなあ・・・と。

下のリーディング・グループで読む本のラインナップを見てみると、この作家は私の好みとはちょっと違う嗜好だなと思うのだけど、すでにある作品を使って小説を書くというのは、上手い考えだなとも思う。作者のエリザベス・ノーブルにそれだけの力がなくても、他の作家の力(あるいはイメージ)を借りることができるわけだから。