本棚のバーナード・マラマッド

崖の国物語の3巻目を読み終えた。鼻毛がいっぱいついていて気持ちが悪いので、読まずに返そうかと思ったが、主人公トウィッグが登場するのはこれが最終巻なので、我慢して急いで読んだ。物語はこのあともまだ続くのだが、話は大昔に飛んでしまう。

それにしても、鼻毛をつけたやつは本当に迷惑なやつだ。ぞっとして気もそぞろになり、ここは感動する場面じゃないのか?と思いながらも、感動などできるわけがない。一番いい場面だっただろうに、ああ、むかつく!今度から、図書館で借りる場合には、中身もじっくり調べてからでないと、借りられない。

たまたまAmazonから、バーナード・マラマッドの本が届き、新しい本というのは、なんと気持ちが良く、心休まることだろうと、つくづく実感。これまでに買ったマラマッドの本(短編全集を含む)を本棚に並べて、しばらく眺めていた。短編集を早く読まなきゃ!と思っていたが、その眺めが美しいので、しばらくこのままにしておきたい。というわけで、マラマッドは当分読めないだろう。(^^;