総合英語(1)

今日から早稲田の授業が始まった。今年の授業は、文学ではなく語学を取った。というのも、これといった文学の授業がなかったせいもあるのだが、基礎がなってないと痛感していたので、語学を重点的にやるかな、と思ったため。講師は横山康明先生。与論島出身。


「文学」と「語学」は基本的に違うことは承知の上だが、文章へのアプローチの仕方が全然違うことに驚いた。何が書いてあるかは重要だが、ひとつひとつの単語やイディオム、文法や発音などなど、同じ英語でも、文学の授業ではあまり触れない部分を重点的にやる。


簡単に言えば、高校の英語の授業をしているようなものなのだが、どうしたら英語が上達するかとか、ヒアリングの仕方、文章の読み方(文法を踏まえて)などを教えてくれる。効率よく勉強するにはどのような方法がいいかなどというのも。とにもかくにも、「英文をたくさん読む」ことが大事であるとのことだった。そういえば、夏目漱石もそういっていた。


語彙を増やす努力をするのも大事。外国語を100%理解するのは難しいが、文章中に、わからない単語が10%あると、ちゃんと理解できていない。せめて5%、できれば3%くらいにとどめなければ、それなりには理解できないということになるらしい。こういうのは授業以外の、自分の努力でしかないんだろう。


去年の授業よりは少し楽だと思うが、毎回テキストの一部を暗記させられるのが辛いかも。それとは別に、最後に会話例を毎回教えてくれる。これも次回に覚えていないと、「何をやってたんだ!復習が大事なんだから!」ということになるらしい。


読む文章の内容としては、使用するテキストは易しすぎると思うのだが、その中に重要な単語やイディオムが含まれているので、これをしっかり覚えこめば、英語も上達するのだろう。とにかく今年は、基礎を固めることが目的だから。


そういう意味では、授業で使うテキストと同時に、先生の薦める参考書なども併用して、わからないところは積極的に質問などをしていったほうがいいのだろう。また、自分で読んでいる原書の不明点なども、先生に文法からしっかり教えてもらえたら、読書のスキルもアップするだろう。


ところで、商学部の10号館は、今日行ってみたらそれほど不気味でもなかった。この間は夕方で、あまり人がいなかったが、今日は学生であふれていたせいだろうか。一応トイレも確認。お化けの出そうな気配はなかった。心配していた暖房器具やエアコンも設置してあることを確認した。ただし、ちゃんと動くかどうかは不明。


久々に重たいリュックを背負って歩いたので、首周りが筋肉痛になった。(^^;