ファンタジー3作

オーエン・コルファー 『アルテミス・ファウル』*1 、コルネーリア・フンケ 『魔法の声』*2 、そしてメアリ・ホフマン『ストラヴァガンザ』と続けて3作のファンタジーを読んだが、あまり感想を書く気にならなくて困った。


前述の2作に比較すれば、最後の『ストラヴァガンザ』が一番しっかりしている印象はあるものの(疑問は多いが)、個人的な好みという点から言えば、どれも今いちだった。中でも『魔法の声』の訳がいやで、かといって原書はドイツ語だし、とりあえず日本語で読むしかないのだが、作者のアイディアは面白いのに、残念。


アルテミス・ファウル』に至っては、ジョークのつもりで書いている部分がちっとも面白くなくて、気の毒なくらい。妖精たちのドタバタも好きじゃない。第一、タイトルになっている主人公アルテミス・ファウルの出番が少なくて、シリーズ1作目としては、軸になる主人公のインパクトが弱い。


ところで、明日から授業が始まる。
こんなことしてる間に、予習しなきゃ!(^^;